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コミュニティについて考える「コミュニティとチーム」

コミュニティとチーム。

最近よく聞く単語だ。
どちらも人の集まりという点は同じ。
異なる言葉があるということは何か明確な違いがあるはずだ。

この二つの違いについて何となく感じていたことを改めて整理し言語化してみることにする。


コミュニティとは?

「共通項を持った集団」のこと。

その上でさらに、
①「自分の意志とは関係なく集まった(集められた)集団」
②「自分の意志で集まった集団」
に分けられる。

①は家族や地域などの血縁や地縁。
②は会社やオンラインサロンなどの社縁や知縁。

また②は集団全体で同じ目的(方向性)に向かっている。
目的(方向性)とは「水と生きる」「優しい革命をおこす」「死ぬこと以外かすり傷」のようにありたい姿のこと。

コミュニティはチームに比べると相対的に長期な人の集まり。


チームとは?

同じ目標(達成・未達成が分かるもの/終りがあるもの)に向かってる集団

人軸で見るとチームと呼べるし、コト軸で見るとプロジェクトとも呼べる。

目標(達成・未達成が分かるもの/終りがあるもの)とは「1万フォロワー獲得」「○○イベントをプロデュースする」のようなある種のゴールテープのこと。

チームはコミュニティに比べると相対的に短期な人の集まり。


コミュニティとチームの作り方の違い

コミュニティ作り≒居場所作り
・人とのつながりの数が多く深くなっていく/そのコミュニティのコンテクストが共有される
→この二つが進むことで安全安心が生み出される
・安全安心とは「肉体的にも精神的にも不安がない状態」
・安全安心が担保され自分がそこにいる意義を感じられる状態が「居場所」

チーム作り≒熱狂作り
・チームは安全安心という土台があって熱狂が生まれる
・熱量の高い人がいて初めてチーム全体に熱が伝播する
・熱量は必ず下がるし、長くは続かない


コミュニティとチームは似て非なるもの。
また、一口にコミュニティといっても種類がある。

この違いを認識した上でデザインしていく必要がある。


#箕輪編集室 #SalonxSalon #コミュニティについて考える

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