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箕輪編集室コミュニティデザインチームを0から立ち上げた話【1】

リーダー着任までの迷いと決断


「チームリーダーをお願いしたい。」

6月8日僕は突然このことを箕輪編集室運営チームから告げられた。
3月1日に箕輪編集室に入会してから3ヶ月目のことだった。


箕輪編集室というのは編集者・箕輪厚介が開設したオンラインサロン。

ライティング、動画制作、デザイン制作などのクリエイティブを始め、イベントプロデュースを手がけたり各地方にもチームを作る2018年最も勢いのあるオンラインサロンだ。

箕輪編集室運営チームというのは約1000人の会員がいる箕輪編集室にとって縁の下の力持ちであり、このチームなしでは箕輪編集室は回らない。
箕輪編集室が円滑に活動できるよう全体の調整からメンバーの入退管理、Facebook運用管理など影ながら圧倒的な貢献をしている。

そんな運営チームから突然声を掛けられ、重要な役割を依頼された。


「オンラインサロンプロデュースチーム」のリーダーが箕輪編集室を卒業する。それに伴ってチームを新たに作り直す必要があるため、その新チームのリーダーをやって欲しいとのこと。


実は、箕輪編集室に入会した当初真っ先に興味を持ったのがこの「オンラインサロンプロデュースチーム」であった。
人の居場所作りをサポートするこのチームに心を惹かれた。

そしてタイミングよく、新たに立ち上がる「あそびば」というオンラインサロンのプロデュース案件があった。

サロンオーナーもヒカキンを始めとしたyou tuberを束ねるUUUMの社長鎌田さん。圧倒的僥倖とはまさにこのこと。絶対面白くなる。

運営メンバー募集のタイミングとともに一番最初に立候補し、なぜ運営メンバーになりたいのかという熱い想いをしたためた。

スピード、熱量ともに自分の中では間違いなく運営メンバーになれると確信していた。

しかし、蓋を開けてみると落選。運営リーダーに任命された人の独断と偏見で決まったらしい。

僕は落胆した。こんな滅多にないチャンスはもう巡ってこないし、このチームにいたら自分の打席が回ってこない。


そこで活動の場を非日常の場所を作り出す「イベントプロデュースチーム」に軸足を移した。このチームは4月に産声を上げた新たなチームだったので余白もあれば打席もある。

とにかく手を上げまくり、イベントの運営や円滑なプロジェクトマネジメントを自分の血肉にしていった。
みの編新歓の第一回を企画運営したり、「これからのコミュニティの作り方」という外部向け参加費1万円の熱量高いイベントを実施したり。

プロジェクトを完遂するごとに達成感と新たな仲間を得ることができ充実していた。


また、自分が箕輪編集室に入ってFacebookのスレで自己紹介をした際、誰からのコメントがなかったことに対して不安を感じた経験をした。

右肩上がりに会員数が増える箕輪編集室。自己紹介スレに新たなメンバーからのコメントは増える一方であったが、そこに返事があることは稀であった。
一念発起して「優しい先輩キャンペーン」と銘打ち、仲間と自己紹介スレに片っ端から返事をしていくことを実行した。

自己満足だったかもしれないが、コメントしてくれたことに喜んでくれるメンバーがいてくれることが嬉しかった。


イベントプロデュースでゴリゴリ活動している人・自己紹介スレでコメントしまくっている人。
振り返って見ると、入会して3ヶ月で僕は箕輪編集室の中でこのポジションを築き上げていた。

そしてそんな姿を見ていてくれた運営チームが僕のことを新たなチームのリーダーとして指名してくれた。
しかも、最初に心を惹かれた旧オンラインサロンプロデュースチームの。

しかし、新たなポジションを手にすることは今あるポジションを捨てることでもあった。

自分で築き上げたポジション。そのポジションにいることで達成感も満足感も得られていた。

新たなポジションは今後どうなるか分からない。今の安定を取るか、未来の経験を取るか。


考えに考えて、結論を出した。


僕は一般的な企業における管理職のような、いわゆる人をマネジメントした経験はない。
そんな人間に500人所属するチームの舵取りを任せてもらった。
そのダイナミックさに驚くとともに不思議と高揚感があった。信頼してもらったことに応えたい。

そして、6月9日。
僕は箕輪編集室コミュニティデザインチームのリーダーになることを運営チームに告げた。


実は年末年始を目処にリーダーを卒業することを就任するこのタイミングで決めていた。
同じリーダーが長く居座り続けると場が淀んでしまう気がしていたから。
今振り返るとこの半年という終わりが決まった期間だったからこそチームリーダーとして熱狂できたのだと思う。


これが半年に及ぶ僕のリーダーとしての最初の一歩だった。


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#箕輪編集室 #コミュデザ #コミュニティについて考える

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