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コミュニティについて考える「リーダーとしてのコミュニケーション」

僕は箕輪編集室でコミュニティデザインチームのリーダーを務めている。
オンラインサロンでは基本的にはオンラインでのコミュニケーションが主となっている。

今回、「オンラインにおけるリーダーとしてのコミュニケーションノウハウ」についてリクエストがあったので自分の中で改めて言語化をしてみた。


リーダーとしてコミュニケーションにおいて意識しているポイント

【スレ上でのやり取り】

・自己紹介は全てコメントを返す

自己紹介とは多くの人にとってそのコミュニティにおけるファーストステップである可能性が高い。そのファーストステップに何もリアクションがなかったら、自己紹介した当人は「無視されている、拒絶されている」というマイナスの感情を抱いてしまう。

ファーストステップで出鼻をくじかれてしまってはその後のコミュニティでの活動にアクティブに関わりづらい。

だからこそ自己紹介には必ずコメントを返す。自己紹介のコメントをした瞬間から当人の「レスがない恐怖」は始まるので可能な限り早く返す。

また、自己紹介を受けて、しっかりひとりひとりにカスタマイズしたレスをする必要がある。定型文のような返しをしているとやっつけで返していると捉えられてしまう。新規メンバーの大切な第一歩を尊重することが、新規メンバーを受け入れる側のスタンスとして望ましい。

・可能な限り即レス

スレのやり取りの中で、リーダーに確認を求めるためのメンションを飛ばされることが多々ある。そのようなメッセージには可能な限り即レスで返すようにしている。そのアクションが早ければ早いほど、メンバーのネクストアクションへの時間を早められるからである。

メンバーのアクションにおいてリーダーのリアクションの遅さがスピードを損なうボトルネックになってはいけない。

・オンラインでは1.5倍優しさを込める

オフラインとオンラインのコミュニケーションにおける最大の違いは受け取る情報量の差だ。オフラインではコミュニケーションする際、相手の表情や仕草を見ることができるし、声のトーンで相手の状態を察することができるし、スキンシップを取ることもできる。相手から得られる情報量が多いので、相手の想いや考えていることを汲み取りやすい。

一方、オンラインではコミュニケーションの方法は基本的には文字のやり取りだ。無機質な文字を見せ合うことでしかやり取りができない。スタンプや絵文字もあるが、オフラインのコミュニケーションに比べると圧倒的に情報量は少ない。

だからこそ、オンラインでのやり取りでは相手への配慮が必要不可欠である。感情が伝わりづらい分、オンラインではオフラインでのやり取りよりも1.5倍冷たく感じる。だからこそ、より相手にとって優しいと思われる言葉や言葉じりのチョイスをした上でコミュニケーションをとる必要がある。

・否定しない

上記の「オンラインでは1.5倍優しさを込める」にも関わってくるが、オンラインでの否定の言葉は自分が想定しているよりも強烈に相手に否定の感覚を与えてしまう。

もちろん否定をしなければならない場面はあるが、どんな意見も最初はまず受け入れるという姿勢が大切だ。受け入れたうえで、こちらから代案を提示する。そうすれば否定をすることなく、コミュニケーションを続けることができる。

ちょっとした気遣いでお互いにとって気持ち良いコミュニケーションが取れる。

・強制しない

これはオンラインに限ったことではないが、リーダーというポジションはその地位を使ってメンバーに強制することができてしまう。強制をすることで自分が望んだ方向に持っていくスピード感は上がるかもしれないが、相手の主体性を奪ってしまう結果となる。主体性が奪われてしまうことでやらされ感が高まり、言われたことだけを淡々とやる思考停止状態になってしまう。

強制をせずにメンバーの主体性を重んじる姿勢が大切だ。

【オンラインミーティング】

・アジェンダを事前共有する

オンラインミーティングにおいて参加者が同じ目的を持って参加できるようにアジェンダを事前共有しておく必要がある。参加者はアジェンダが示されることでどんなことを考えてそのミーティングに臨めばいいか分かるようになる。

これは参加者への安心を与えることにもなるし、ミーティングの効率化にもつながる。

・発言者を増やす

オフラインよりもオンラインのミーティングの方がファシリテーターが一方的に話してしまいがちである。ファシリテーターの独壇場にならないためにも積極的に参加者へ話を振る姿勢が求められる。その際、オフラインのように目配せやジェスチャーが使えないので、明確に誰に発言を求めているかが分かるようバイネームで話を振る方が良い。

そのコミュニティで初めてミーティングに参加したメンバーへの配慮は特に必要で、「このミーティングにおいて自分の居場所がある」という認識を持ってもらうために積極的に発言の機会を設けたい。

・バカになる

ミーティングとはつい正解を求めるあまり「正しいと思われる意見」しか発してはいけないという空気感になりがちである。そのような空気感になってしまうと「こんな意見を場に出していいものか」という不安にかられ、発言のハードルがぐっと上がってしまう。そこでファシリテーターが積極的にバカになる必要がある。議論とは少し外れた発言をしたり、バカな発言をしたりすることで気軽に話せる空気感を作り出し、発言のハードルを下げる。

一見無駄な作業のように見えるが、多様な意見を吸い上げるためには必要不可欠なことだ。


ざっとまとめてみたが今後アップデートされる可能性も十二分にある。
このリーダーとしてのコミュニケーションにおける知見がどこかで役に立てば幸いである。

#コミュニティについて考える
#コミュデザ
#箕輪編集室

いつもありがとうございます!