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邪妖封印戦 船幽霊ー終ーから考えるモン娘TD


始めに

モンストでもモン娘TDでも大きな括りでは同じソシャゲ。
どれも似たようなバリエーションで作り手の思考を考えるとある程度攻略方法が見えてくると思います。

今回はモン娘TDの邪妖封印戦 船幽霊クエストから戦略と対策を考えたいと思います。

基本

モン娘TD以前にタワーディフェンス関連のボスイベントは大体が序盤の敵からの先制攻撃のラッシュ、中盤を盛り上げるそれなりの攻撃が飛んでくる、終盤で味方の布陣が完成してる所での総力戦、この辺りがゲームとして盛り上げるポイントの基本になると思います。

これは主に書いてるモンスト記事でもそうですがクエストステージ序盤に簡単なギミック説明(高難度の場合即死級ギミックの説明も含む)、中盤でのボス級の顔見せ、終盤で温存してたSSを使った総力戦。

基本的にこれらはどのゲームでもある程度共通したお作法になってるものと思います。

それでは今回の邪妖封印戦 船幽霊ー終ーに当てはめてみましょう。

邪妖封印戦 船幽霊 -終-

序盤

これは高難度マップとしては少々スロースターターな緩やかな立ち上がり。

ただ、問題なのがマップ序盤から複数の障害になるオブジェクトが存在している為、後半に向けた事前処理をしながら流れてくる雑魚を受けなければなりません。

開始30秒の段階で既に上ルートから雑魚がちらほらと流れてきつつ下ルートから見たくない顔が歩いてきてます(これと並行して4か所に設置された遠距離アタッカーの攻撃がそれる可能性が高い邪龍脈石)

もうしばらくするとボスがこちらにやってくる為、雑魚を少々小出しで物足りない雰囲気でもプレイヤーにはそれなりにプレッシャーをかけれます(逆にボスの幽霊船が動いて来ない場合は見掛け倒しになるので少々ユーザー側へのストレスが弱くなってしまいます)

これの前マップの段階からHPが一定以下になると上記の味方が陣取ってる範囲の1体1体に範囲攻撃をぶち込んでくる嫌がらせをして来る為、普段の広範囲1発ならルルゥ等のバリアで簡単に防げますがこいつはそういった密集バリア陣形対策がされてるのでバリア法で回避はさせない意思が感じられます(まぁ、初期実装ヒーラーがずっと活躍し続ける環境を許さない判断な気がします)
まぁ、ドネのスタン法以外であれを防ぐ方法を現状自分は知りません><
逆に全員倒されてから再配置となると短縮しても30秒前後かかる為、幽霊船の猛攻と雑魚の行進が同時進行される中での戦力再展開は絶望的でしょう。

中盤

ボスの遠距離攻撃の犠牲になる蜂トークンの図

画像の様にボスが前進してきます。
遠距離攻撃をして来る為、これくらいの距離で既に味方の最前線が射程圏内に近い位置になります。
画像左下部分にキャラが残ってる事からまだ配置が完了していない事が分かると思います。

なのでトークンで遠距離射撃を受けつつ貯まったコストで配置を続けます。

ポイントはある程度コストを貯めて配置する事で単体攻撃対象を狙ったキャラに向ける。

今回の遠距離攻撃は無策では並みのキャラだとワンパンノックアウト、飛行敵な為に近接キャラで殴ったり足止めが基本出来ない状態です。

なのでボスの遠距離攻撃は耐久出来るキャラに受けさせつつ、ボスギミックを攻略するキーマンのドネを安全な位置に配置する必要があります。
(この段階からドネを配置してスタン用にスキルチャージして準備していないと肝心な場面でドネがスキルを使えず味方が消し飛ぶ可能性が高いです)

終盤

ボスをHP一定以下にした為に広範囲技準備モーションとそれに合わせてドネのスキル発動の図

幽霊船が手に持った杖的なものの先端が青光りし始めると広範囲技を使う合図なのでこのタイミングでドネのスキルでスタンさせる。
その結果相手の即死級の大技を不発にします(モンストで言うならボスの即死級攻撃ターンに麻痺を入れてやり過ごす感じですね)

画像では画面真ん中下でタップして星が飛び出してスキル発動してるのがドネ。

ボスの大技発動タイミングはHP5割付近と2割付近でそれぞれ1発来る為、2発目は課金して火力が余ってるユーザーに向けての不意打ちな部分が強く感じられます(通常戦力だと2発目の段階までにドネスキルが再充填されている為)

まぁ、スキルフルオートから手動である程度アタッカーにブレーキをかければ良いだけの話ですが1度やり過ごした程度ではこのクエストでの勝利を譲ってくれない部分は少々意地悪に感じますね。

メインディッシュの幽霊船撃破後の残党狩り

ここからは敵主力援護射撃がなくなる為、ただの消化試合になります。
この段階で最前線のロヴィリスが敵ネームドのミヨと交戦してる事から分かると思いますがあまり長い時間をかけすぎると幽霊船の射撃とミヨの攻撃を同時に長時間受ける事になる為、この作戦は時間がかかりすぎると破綻します。

まぁ、別の受けキャラでもある程度似たような事は出来るし仮に受けキャラが落ちた場合でもトークンで数回攻撃をそらす事が出来るので大きな問題にはならないと思う。

逆にここからトークンやらで攻撃を数回防いでる間に幽霊船が倒せなかった場合はガンガン味方陣地の奥まで飛行していってゴールラインを越えられて負けになります(なので必要最低限の火力を確保出来てない事になるので戦術やパーティ編成の見直しからスタートになります)

今回の戦略

ドネによるスタン

現状ボスの大技回避法をこれくらいしか知らないので新しい回避法が見つかるまでは間違いなく必須。
今まで低レア育成とか雑にしかやってなくて、ボスの大技はルルゥのバリアで強引に耐久してましたが間違いなくこれからそういった案件はドネのスタンが必須時代がある程度続く事が予想されます。

高レアキャラに同効果や上位互換機能が付かない限りは困った時はドネが合言葉になりそう・・・・

アタッカー

これに関してはエースアタッカーにニグリュを採用。
サブ火力にスズを採用しています。
ここにシャーマン枠でカヅネとメリッサ、バード枠でマリドゥーラとサンタマズル、こっそり聖夜ミテラスでニグリュ支援+コスト稼ぎのバフ乗せアタッカー2連の構成になっています。

ニグリュやスズはスキル込みで飛行敵優先の単体アタッカーな為、牛鬼の攻撃したらダウンの影響を受けにくい為かなり優秀なアタッカーだと思います(ラキオンを主力アタッカーにしてたらマルチロック機能が悪さして結構牛鬼デバフをもらってポンコツマンになった結果不採用に)

高レアキャラはマルチロックになる事が多い為現状ニグリュを打点ゲッターにする以外道があまりない気がする。

中盤からわちゃわちゃ出てくる牛鬼にアタッカーの気がそれないレベルで瞬殺出来るなら別ですが・・・・

毒や攻撃、防御ダウン枠にニィルを追加した部分もそれなりに活躍してたと思います。

避雷針

幽霊船からの射撃攻撃や一般通過雑魚敵を一人で受け続ける事になる為、ある程度受けれるキャラとしてロヴィリスを採用。

水属性キャラ性能アップ効果がある為、アタッカーのニグリュやポイズンリンと相性が良いのも今回の作戦ではGOOD。

ある程度火力が足りてるならこの枠はもっと安価なキャラに変えてもやれるとは思う。

ヒーラー

今回採用したのはポイズンリン。
あの厄介な牛鬼が複数流れて来たり、メインアタッカーが幽霊船を狙い続ける結果、本陣に流れてくる敵の対処と味方回復を同時に行いつつ牛鬼のデバフを避けれる彼女以外の選択がほぼ無いと言って良いと思います。

他ヒーラーを代わりに採用する場合、今回の戦術で考えていない牛鬼の処理やランサーが抱えてる雑魚への攻撃手段等の雑務が一気に他に押し寄せる事になる為出撃枠が根本的に足りなくなる気がします・・・・

手持ちに無い場合レンタル優先候補ナンバー1じゃないかな(個人的に)

ドネはほぼスタン係なので割愛。

サポ枠等も最初のアタッカー枠で軽く触れてる為割愛。

まとめ

・序盤から緩やかな立ち上がりの戦場マップなのにする事が多く、次に来る幽霊船のプレッシャーと感覚的暇を与えない良いクエストだと思う。

・ただしメインギミックの通常出来る対策がほぼドネとポイズンリン。

・この攻撃を絶対させてはいけない事がすぐに分かる反面、それを防ぐためのメンツが嫌でも見知った常連メンツになる為キャラ愛でどうこう出来る要素がほぼない(最近のモンストとかと全く同じですね。高難度マップ故の宿命な気がします)

・調べた所、幽霊船がゲーム開始からほぼ25秒間隔で足止め効果をばら撒いて来る行動で大技発動を上書きしてしまえば大丈夫らしいです。
うーん・・・・大人しくドネゲーかなぁ・・・・


感想

最初は何回やっても無理ゲーだった部分からクリア出来るまで落とし込める良く出来たクエストだと思います。

問題は結局見覚えのあるメンツになりやすい事とこのほんわかしたゲームにこんなリドル染みた難題を求めていない事でしょうか(個人的に)

これで課金すれば解決する要素が混じってるなら運営にとって都合が良いとかは分かるのですが現在のガチャでピックアップされてる闇ヒーラーの彼女がこの船の特効キャラになってる様にはあまり感じれないので運営としてもユーザーにただ不快感を与えるだけで集金に繋がらないなんとも悪手な方法に感じます。

一部のキャラが闇属性マスにて隠密化、今回の幽霊船の大技を回避出来るみたいですが味方の半数以上をそれで生存させる事を考えるより大人しくドネフィーバーする方が現実的な気がする。

正直、今回のイベントは路線変更の仕方をかなり間違えた気が・・・・します。


おしまい




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