思い出のゲーム 夢を見る島
noteの記事でゼルダの伝説夢を見る島がちらっと見えたので思わず書きたくなった所存!
もちろん書くからには当時の思い出やらを踏まえて書いて行く為本編のネタバレ等が多分に含まれていると思います。
後、自分の中での勝手解釈や昔を思い出して書いている為実際と若干の誤差あり!
それでもおっけー!な人は引き続きどうぞ。
まず主人公は相変わらずのリンク(ゼルダは姫で救われる側だよ)
そんな彼の今回の冒険の舞台は物語冒頭ハイラルに帰る際船の上で嵐に遭遇。
船が大破して海に投げ出され流れ着いたコホリント島が舞台。
島の海岸でマリンと言う女性に助けられ彼女が一緒に住んでいるタリンの家で目覚める所から本編。
島の住人はいつからそこに住んでいるのかを知らず島の外についても知らないらしい。
そんな違和感感じる村を拠点にリンクは島脱出を目標に行動する(どの段階で明確に脱出を目標にしたか忘れた!)
島の神であるかぜのさかなを目覚めさせれば帰れる事、楽器を8つ集めめざめの歌を奏でる事でそれが出来る等を冒険していく中で知る。
ただ自分がこれから山で遭難すると言う人やマリンは島の住民なのに島の外に出たい、かぜのさかなが目覚めたら全て消えると告げる魔物達。
プレイヤーとしてただのメタ発言?やどうしてマリンだけ外に出たがるのか?等の疑問を抱えたまま冒険するこの中盤から終盤にかけての盛り上がりが本当に良いゲームなのです。
そしてこのゲームには墓場や幽霊モンスターは存在すれど死ぬ話はまず聞きません。
リンクは何度倒れようともプレイヤーが諦めない限り彼が死ぬことはなく、彼が敵を倒す事はあれど死を与える様な描写が無いのです。
ゲームだからと言ってしまえばあれなのですがそんな中リンクの後ろに突然幽霊がついてくる様になります。
自分の家を探しておりその家に連れていき幽霊のお墓まで連れて行くと成仏するだけのイベントなのですが今はこのイベントがあるだけを覚えていてもらえればオッケーです。
まぁ、結局島全体がかぜのさかなの夢でありその夢を目覚めさせれば現実の嵐に巻き込まれて大破した船の残骸に掴まってるリンクに意識が戻ると言う流れでゲームは終わるのですがこの最後を迎えるまでにマリンとの会話でリンクは遠くに行ってしまうんだろうなと夢の住人とそうでない者とのやり取りをするのです。
その冒険の過程でさっきの山で遭難する予定だった方が見事に山で遭難しておりそこでちょろっとイベントがあります。
そんな奇妙な夢の島での冒険なのですがマリンはこの旅が終わっても私の事を忘れないでねと冒険が終わった後の事を話すのです。
ここまでが島での出来事総集編でここからがしょうもない考えなのですが・・・・
まず自分が遭難する予定おじさんはこの夢の中の出来事を何度も繰り返してるのではないか?と思うのです。
自分の未来を知っていながらその山で遭難し主人公に助けられる。
そのおじさんには家族が居るものの誰もそれを止める事も助ける事もしない。
そうなって来た時ふと思うのです。
あの幽霊はなんぞ?っと
ただ自分の家を探し見つけ成仏する。しかも幽霊を成仏させるまで先のダンジョンに入れなくなるので実はクリア必須イベントなのです。
あの夢の島は誰かが夢の中に流れ着いた時に時間が動き出し夢が覚める事で終わる物語と思うと物語半ばでダンジョンクリア時に気が付くとリンクの後をついてくる謎の幽霊は不自然なのです。
なのでこいつをどう解釈するかでこの物語は変わってくると思うのですが自分の中では自分より先に島にたどり着き志半ばで倒れて諦めた自分とでも言うべき存在なのだと思いました。
島全体が漂流者が到着して始まるそのルールに囚われず偶々漂流していた無念が主人公を見つけ助けを求める場面と捉えています。
なので最初から骸になっているコッコは島の物語が始まる段階から亡骸で主人公が生き返らせて以後鶏小屋で飼育される職務?を全うする存在と思っています。
そうなって来るともう一人島のルールに囚われない人が居ますよね。
島の外を知っていて島を出たがっていてめざめの歌を教えてくれるヒロインのマリンの存在です。
ある程度うっすらと島の真実に気付いている人は居ますが彼女の様にはっきりと島の外を知り意思表明している存在は他に居ません。
そしてリンクに私の事を忘れないでと語るのです。
そうなると彼女も島のルールに縛られない存在なのではないか?もしくは島の概念の外に出ようともがく夢の一部ではないか?と。
その結果エンディングを迎えた際にカモメが飛んでいき空に彼女のイラストが浮かび上がる(ノーコンテニュークリア)シーンで
自由を求めた夢の一部は無事カモメに転生して自由になったのだろうか?とかそもそもが自分より前に島に迷い込んだカモメの意志こそがマリンの正体だったのではないか?と思うのです。
動物村でマリンがやけに好かれてるのもカモメだから仲間なのでは?みたいな感じ!
実際どうなのかは知らないし後付け設定とかでどの様になってるかは知らないです。
ただそんな思い出のゲームがSwitchでリメイクされ知り合いが遊んでいるのを見ました。
そして自分も思い出の中のカモメを忘れない為にもう一度彼女に会いに行こうとおよそ20数年ぶりにコホリント島に向かった出来事を思い出したのです。(世界がカラーになってて凄く驚きましたよ・・・・夢を見る島DXだったからな!)
そんな思い出の中の彼女との冒険からおよそ1年・・・・(プレイ時2020年)
次会いに行く頃には見ても自分と認識されない事になってそうですねw
ただ何もかもがあの日のままで海岸で見たあの景色は眩しい程に輝いてました。
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