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桜祭り出店

怒涛の4月があっという間に過ぎ去り、残すところあと僅か。

岡山県では一番最後に見頃を迎える新庄村。
今年もがいせん桜祭りが開催され(2024年は3/31〜4/14)、沢山のお客様で賑わいました。
14日にはがいせん桜プロレス大会もあり、久しぶりにコロナ前の様な空気感を味わいました。

ことり食堂はこの時期だけ出店でお料理を出しています。
ハンディフードが良いなと新庄村の素材を使ったパニーニを出したりしていましたが、今年はオーバーライスにしてみました。
ジャンクな食べものが多いし、野菜も食べられたら良いかなと。昨年も「出店が少ないからお食事系のものがあったら嬉しい」とお声がありやってみました。
野菜のデリはその時々で変えて、ソースもプルドポークを仕上げた時のグレービーを使い、都度味を変えてみました。
特にお気に入りはふきみそポテト。春の青い苦味が美味しい。青い味は青いオリーブオイルの味と合うのでマヨネーズを使わないタイプのポテサラに仕上げました。甘みも加えていません。
あとは湯むきしたトマトをレモン胡椒(柚子胡椒のレモン版)や塩、オイルで和えた副菜もさっぱりして美味しかった。
すぐ季節が終わったのらぼう菜のグリルや、菊芋と人参のビネガーサラダ、白いんげん豆のトマト煮など。

今月は元スタッフさんのお祝い膳のご依頼があったり、祭りの出店者さんのお昼ご飯のご依頼があったり、毎日仕込んでいたような。

なんとなく最近悩んでいる屋号について。
「料理教室」と冠につけていても、「お店何時からやってます?」と聞かれることが。
Googleでの検索も「新庄村 レストラン」でことり食堂に辿り着いている方が多い。
先日も16:00までに薬膳弁当3つと突然ご連絡いただき面食らいました…!
実家もそうだったけど、私の自宅には常日頃からご飯を食べに来る人々がいて、人が集いお食事をいただく場所として食堂という言葉を付けました。10年以上親しんだ名前だけど最近変えた方が良いのかなと思案中。

さて、二十四節では穀雨の頃。今日も雨で湿気が多いです。
百穀を潤す恵みの春の雨ではありますが、周りでも脾胃の負担や頭痛があるという方も。
冷たい飲み物は控えて、さっぱりした食事を心がけて。生ものや脂っこいもの、甘過ぎたり味の濃いものも控えめが吉。肝と脾の養生を。

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