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[コロナ禍の帰国(1/2)]台北桃園空港から成田検疫まで

6月13日(土)に台湾から成田に帰国した私の体験談です。

台北で知り合った駐在員の方から、5月末時点の帰国者の体験談PDFをいただき、とても役に立ち、また安心できました。私も誰かの参考になればいいなと思いこの記事を書くことにしました。

※ 6月13日時点のあくまで個人が体験した記録です。正確な情報は厚生労働省や地域の保健所のサイトで確認してください。

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桃園空港
搭乗&機内
検疫説明PCR検査の後いつ移動ができるか?
PCR検査はいつ出るのか?どこで待機するのか?
LINEアプリでの健康確認の注意点
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桃園空港

台北、桃園空港の入口

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空港入り口で検温があります。
台湾ではタクシーも空港内もマスクの着用が必須です。

最初に間違えてターミナル1に入ってしまったのですが、ターミナル2に移動するSKY TRAINは6分間隔で動いていました。

空港内画像7

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ターミナル2のJALの受付画像2

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ターミナル1と2を合わせても見かけた乗客らしき人物は30名程度。
荷物チェックなど空いているので非常にスムーズです。


各SHOPの営業状況画像4

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お土産物屋、免税店、レストランなどは、出国ゲート前後どちらもオープンしていました。賞味期限が短めのため売ってないかなと予想していたパイナップルケーキもちゃんと販売してました。

まとめ
・空港入場にはマスク必須、検温有り。熱があれば入場不可
・ターミナルを行き来するSky Trainは動いている
・売店、レストランなども営業中
・通常よりギリギリに空港に着いても間に合う

搭乗&機内

16:10 搭乗開始

私が搭乗した16時30分発の便は、JAL、中華航空、美國航空のコードシェア便でした。
乗客はほとんど日本人のように見えました。全体で20名もいなかったように思います。
これだけ乗客が少なくても5つのグループに分けられて、列に並ぶ際も距離をとり、搭乗していきます。

16:30 予定通り離陸

離陸して間も無く、食事のとき以外マスクを外さないようアナウンスがありました。ドリンク・食事・免税品の販売などいつもと変わらず提供されています。

また、密閉した空間にならないよう常に機内の空気を入れ替えているとの情報提供も。そのためか飛行中、いつもより肌寒い気がしました。

フライト中① 口頭ヒアリング

CAさんから成田到着後の移動方法と隔離手段について、口頭でのヒアリングがあります。

国内の移動方法はこの後も繰り返し聞かれますが、これが初回でした。おそらく下船順を決めるために聞いていると思われます。

フライト中②書類受け取り

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書類を渡され降りるまでに書いておくようにとのこと。
1枚目と2枚目の違いは不明ですが、ここでも移動手段と隔離先について記載する欄があります。

また3枚目は保健所からの健康確認を、電話ではなくLINEで実施することに同意するかの書類です。こっちの方が電話より便利そうです。

まとめ
・ソーシャルディスタンスをとって搭乗する
・座席は十分に距離が取られて配置されている
・機内では食事中以外マスクを外すことができない
・ドリンク・食事・免税品の販売など通常通りある
・配布された書類は機内で書いておく必要がある

検疫対応

20:45 成田空港に着陸

機内待機が開始。
 ①乗継の人
 ②自分で隔離先を用意している人
 ③その他の人
の順で降りられるとのアナウンス。

私は②に該当しました。
席まで来たCAの方に、あなたの下船は一番最後になりますと告げられました。一人ひとりにタイミングを伝えているようでした。

21:00 周りの男性客数名が先に降り始める

自家用車で自宅に帰えられる方々なのかもしれません。

21:10 ついに降機(着陸から30分経過)

着陸から30分ほど機内で待機後、降りてよいと伝えられました。数時間待つとも聞いていたので想像より短い待機時間でした。

飛行機を降り、搭乗橋(建物と飛行機をつなぐ橋みたいなヤツ)に、自分を含む4名の女性と並んで指示を待ちます。まだ空港に入れません。また、空港に入った後、行動はかなり制御されます。

顔にフェイスシールドとマスクをした検疫官に、このあとのステップについて説明を受けます。

プライバシー保護と乗客同士のトラブル防止のため検疫やPCR検査所は撮影禁止を告げられます。
また、成田では毎日感染者出ているため、人ごとと思わずマスクや咳エチケット、手洗いなどをするようにと伝えられました。非常に緊張感のある話し方でした。

21:13 空港内へ(着陸から33分経過)

検疫官に連れられて成田空港内に入ります。入ってすぐの廊下に仮説の検疫所が設けられています。(従来の入国審査の直前の場所ではなく、特設会場です)

5メートルくらいの間に、折りたたみ椅子が20個ほど広めの間隔で並べられており、その先にはカウンターが複数台壁際に向かって設置されています。
カウンターでは検疫官による書類のチェックと説明が行われています。

降りるのが最後だったためか、前には10数名ほど待っている方がいました。書ききれなかったあ書類の空欄を埋めたり、トイレに行ったりしながら、椅子に座って自分の順番をまっていました。

21:30頃 検疫官による説明(着陸から53分くらい経過)

一人ずつ案内され検疫官の方と書類の記載内容を確認しながら、帰宅方法や生活の仕方などの説明を受けます。
家族など一緒に行動するグループであればまとめて説明を受けてもいいようでした。

PCR検査の後いつ移動ができるか?

帰国後翌日からの14日間は人との接触を避けて過ごすことを要請されます。どこで待機をするかによって、PCR検査後の流れが変わります。

■自宅で待機をする人
PCR検査を受けてすぐに空港を離れることができます。
公共交通機関(電車、バス、タクシー、航空機(国内線)、旅客船など)を使わなければ検査終了後、荷物を受け取り移動が開始できます。
移動手段はレンタカーや専用送迎サービス、家族の送迎などがあるようです。

■自宅以外のホテルなどで自宅待機をする人
PCR検査の結果が出て陰性とわかるまでホテル、旅館等の宿泊施設には移動できません。
検査結果が出るまでは、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設で過ごす必要があります。


PCR検査はいつ出るのか?どこで待機するのか?

6月13日の時点では、検査日から2日後の朝と明確に期限を教えてもらうことができました。また、滞在先は政府指定ホテルでした。

スクリーンショット

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html#Q3-2

いつ検査結果が出るか、滞在先はどこか情報が明確に書いてないので、
・いつから国内待機場所を予約するか
 (帰国当日、翌日、翌々日?)
・検査結果が出たあとの移動手段は何日後に予約するか
の2つで困りました。

無駄になるかもしれないけど到着翌日から待機先を予約しておき、家族の送迎も土・日・月いつでも対応できるようにお願いしておく必要がありました。

私は成田への帰国者数が落ち着いたタイミングで帰国したため、検査結果のタイミングを明確に教えてもらえたり、ちゃんとホテルでの宿泊ができたのではないかと思います。
※状況によって変わると思うので、あくまで参考にしていただきたいですが、帰国を決めたときいつ検査結果が出るのかの情報がすごく欲しかったので記載しておきます。

LINEアプリでの健康確認の注意点

LINEでの健康確認システムを利用することを同意すると、帰国日翌日からの14日間、特別なLINEアカウントに対して健康状況をチャットボットに報告することになります。

毎日電話で確認するより便利そうなのでぜひ使いたいところですが、日本の電話番号によるLINEアプリ認証が必須です。海外在住者の方で、国内の電話番号をお持ちではない方は利用できないので注意してください。

タイ版や台湾版のLINEアプリも使えるか怪しいので確認した方がいいと思います。

検疫官チェック完了

記入した書類を全部見てもらったあと、ピンクの紙をもらってPCR検査に進みます。このピンクの紙がこの後ホテルに入るまでの身分証になるようです。

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長くなったので一旦ここまで。

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