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「楽しんでほしいんです」 そう言ってくれたのは、治療家さんだった。 その頃は、仕事で体が…
大学時代、ハンセン病快復村の支援活動をしていた。 行き先は中国の山奥。 何時間も電車に乗…
なんのために生きてるんだろうって 何度も何度も考えた。 乗り越えても乗り越えても、 あま…
悲しい、と思ったときに、 「それは悲しいことだね」と 誰ひとりに認められることがないと …
夏の終わり、秋のはじまり。 この空気が澄んでいく季節が大好きで、 虫の音が聞こえてくると…
長いこと、本がうまく読めなかった。 頭が、壊れてしまったから。 それは、15歳のときのこと…
星空が大好きだった。 小学校の頃、引っ越した先は、新しく作ろうとしている町で、平らにならした土が続くばかりだった。 だから、夜は真っ暗で、星がよく見えた。 毎日、夢中で星を見た。 空いっぱいに瞬く、星々たち。 一つひとつ、とても小さくしか見えないけれど、 その光は力強く、透きとおって感じられた。 夜空の深い青色の中で 何千年も、何万年も、輝きを見せてくれる星たち。 ただただ、綺麗だった。 “星こそが世界で最も美しいものだ。 宝石にだって、絶対負けないに違いな
自分であることに感謝できる人というのは、 どれくらいいるものだろうか。 私は、自分に感謝…
出会って以来、大好きで大好きで 幾度となく頭に思い浮かべてきた言葉がある。 “楽しむこと…
苦しいとき、 なんのために生きているのだろう と、いつも天を仰いだ。 広い空はいつも心に…
どんなに絶望しても絶望しても絶望しても 生きることを愛している そう思う瞬間がある。 こ…
「迷惑はかけていいんですよ」 と言ってくれた人がいた。 「人は迷惑をかけあうものだから。…