2022.2.3 二月上席 夜席 3日目@末広亭
演目※敬称略
髙座返し 林家ぽん平
穴子でからぬけ 春風亭貫いち
勝利の老婆 三遊亭ぐんま
形態模写 丸山おさむ(代
ゾンビちゃん 三遊亭れん生
紙入れ 古今亭菊之丞
動物モノマネ 江戸家小猫(代
鉄道戦国絵巻 古今亭駒治
一目上り 入船亭扇遊
紙切り✄①七福神②富士山③寅さん④虎(干支) 林家正楽
時そば 柳家さん喬
仲入
花魁の野望 三遊亭わん丈
奇術 マギー隆司(代
寄合酒 春風亭一之輔
かっぱ出汁 林家きく麿
太神楽曲芸 翁家社中
節分の鬼 三遊亭 天どん
2022初《お籠り 8時間耐久》昼席から引き続き夜席へ。コロナ禍で🈲軽食禁止🈲になっているので、ソフトドリンクのみ。食抜きにも慣れました。18時超えたあたりから徐々に埋まっていく客席。古典より新作強めの夜席なのに、椅子席3列ほぼ高齢男性。そのエリアが平均年齢を確実に上げている (・_・;) 昼席から、見たくないモノ?がチラチラ目に入る。周辺では堂々と、「うち12時まで飲めます!」と客引きのお姉さん。都庁お膝元なわりに、相変わらず無法地帯なエリア。正直《怖い》しかない。どうしても《池袋》と《新宿》エリアは、電車移動しなきゃならないから足が遠退く。時節柄出来ることなら近づきたくないのが、本音です。夜席に残るのは、柳家さん喬師匠がいらっしゃるから。どうしても最後までしがみつかなきゃならない、義理も顔付けでもない。新作は大好きだけれど、この興行独特な空気感があって…何故か愉しめない。
お久しぶりの三遊亭ぐんまさん。始まったばかりで固い客席へ最初からフルスロットルでブッ込むハートの強さはお見事。《新作だけに許される扇子2本使いの鎌》ぐんまさんを初めて聴いたのもこの噺でした。三遊亭れん生師匠も昨年の真打昇進興行以来の寄席での拝聴。弟弟子2人が移門になり、末っ子になってしまった愚痴(悪口強めの?)まくらかられん生ワールドな噺。初聴だと、ポカンになりそうだけど、これに着いて行けないと新作マニアにはなれないかも (^_^;) 見事な《円丈イズム》でした👏👏👏
中トリ柳家さん喬師匠は圧巻の《時そば》所作、売り声、間合い…全てが揃っている。出汁を啜る音が【そば】と【うどん】で明らかに違うし、渋い出汁を吐き出す時、そば割り箸を割る、遠くに居る蕎麦屋を呼ぶ声の音量と目線、何よりあの優しい声での売り声は絶品 (〃∇〃)
林家正楽師匠 相変わらずサービス精神が凄すぎ。我先にと複数のリクエストが一度に掛かっても対応してくださる。残り1分足らずで、4つ目のリクエストに応えてしまう。どれだけ優しいんだ。ありがたいなぁ。