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ボランティアの可能性

数年前から居酒屋でのボランティアをやりたいなーとボンヤリと思っていました。

ただただあの空間や雰囲気、お客さんとの会話と盛り上がってもらえるビール、忙しい時にスタッフとコミュニケーションとりながら料理運んだり、ドリンク作ったり、洗い物をしたりしながら沸々と湧き上がる高揚感(←これは共感されないか)が、好きなんです。

お金なんていらなくて(本当に!)、これを言ってしまうと飲食店で働かれている方に怒られるかもしれませんが、あそびに少し似てる感覚なんです。

なので、友だちと飲みにいくとその先々で「なんか居酒屋でボランティアとか受け入れてくれないかなー」(話始めに「なんか」を言う癖)って、たまーに呟いていました。

はじめはその程度でしか考えていませんでした。

が、そのことをもっと解像度を高くして(まだまだ低いけど)考えてみると、なかなか面白いんじゃないかなーと思ってきました(コロナが後押ししてくれた)

【店側のメリット】
・人件費がかからない。(当たり前だし、これが1番大きい)
・コロナ禍で、飲食店の経営難。人流抑制が緩和された時に人をすぐに雇えない。(そもそも人材不足)

【ボランティアのメリット】
・労力にお金を払うという価値が生まれてきている(BBQ型、何者かになれる場)
・人脈を広げられるチャンスがある
・働きながら飲める(店による!笑)

ボランティアを受け入れる側としては、雇用関係がないので、クオリティを求められないことがリスクなのかなーと思ったり、「え?なんか変な勧誘?」っと思ったりするのかもしれないです。

変な企みはもしかしたらあり得るかも…(例えが私には全く思い浮かばないのですが…)
クオリティに関しては、そもそもボランティアしたい!働かせてください!の姿勢なんで、ダラダラと仕事はしないんじゃないかなーと思います。
ひょっとするとそういう人の方が一生懸命働く可能性だってあります。

ということで、今月から居酒屋ボランティア始めました!!!

知り合いのお店でボランティアの話をすると、ちょうど人手が欲しかったようで、トントン拍子で決まりまして。お互いにウィンウィンでいきましょうと。

といっても、まだ1日しかできてないです。
始めてすぐにコロナが盛り上がって、飲食店が自粛になってしまったので…

1日だけしかやっていないのですが、気づいたことが一つ。責任感は、アルバイトでの雇用と変わりなく湧き出てくるなーということ、むしろそれ以上です。知り合いの店ということで、受け入れてもらえたことが、良いプレッシャーになっています。

なぜなら、店主と私の信頼関係の下でなりたっているので、私はそれを壊したくないです。それって、すごくプレッシャーです。

信頼でできるこのボランティア。
これからはお金より信用ポイント(中国なんかは始めてるのかな)だったりしそうですし。

何か色んなことにつながってきたり、転用できたりしそうな感じがあります。

兎に角、損得考えず(まず考えきれない)私みたいなもんは動いて、感じて、考えてみるがいいんでしょう。

助け合うって気持ちいいし、人はそういう感情が持てる動物だからいいよなーって、お金は大事だし、必要だけど、それに縛られず生きていく人生で、幸せを感じたいなと思います。(私は!)

いつ死ぬかわからないんだから。

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