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「静岡醸造」物語~いつもよりプレミアムな日常を~

コンセプト

「プレミアム」で「とっつきにくい」というイメージを持たれることもあるクラフトビールと、「手に取りやすい」大手のビール、その間を埋めるような「プレミアムかつ日常的」を提供する。それが静岡醸造の目指すところだ。

静岡醸造の定番商品

歴史

静岡市のクラフトビールメーカーAOI Brewingで醸造長をしていた福山代表と、大手ビール会社に勤めていた折山醸造長がとあるイベントで出会い、飲み友達になった。そこから「自分たちのブランドを作りたい」という想いが一致し『静岡醸造』を作ることとなったという。

インタビューをさせていただいた静岡醸造醸造長の折山さんは、札幌の理系大学に進学。お酒の魅力にハマり大学院卒後、環境機器メーカーを経て大手ビール会社に就職。醸造2年半、研究開発2年半という経験を経た。ゼロから静岡醸造を作り上げるにあたって、その経験が活きているという。

折山醸造長

匠宿との出会い

静岡醸造を設立し、醸造所を開く場所を探していた時に匠宿を運営する創造舎の社長と出会い、匠宿の一角でOPENすることに。
静岡で数少ない醸造風景を見ることができる醸造所である。

匠宿内の醸造所

「日常を彩る道具を生み出す場」という点で匠宿と静岡醸造の目指すものに親和性を感じたそう。匠宿に来てくださるお客様は、工芸品を始めとした「手造り」に興味を持つ方が多く、「この場でクラフトビールを醸造している」ということ自体が日々静岡醸造としてのアピールになっている。

作り手の想い

お酒の味だけでなく、静岡の素材の旨みを邪魔しない「シンプル」さを提供したい。
「シンプル」というと一見簡単に聞こえるが、シンプルだからこそ粗が目立やすく、誤魔化しが効かない。相応の技術が求められる。
折山醸造長はその技術が静岡醸造にはあるという。

飲み飽きしないシンプルさと変わらない品質を作り続けるため、毎日原料に合わせてレシピを変えているとのこと。ビンに詰めると味の感じ方が違うなんてこともあるため、様々なタイミングでのテイスティングを欠かさず行っている。

テイスティングの様子

味に納得がいかず、3タンク分(およそ100万円分)破棄したこともあるそうだ。
「せっかくお客様が選んでくれた商品が醸造に妥協したものであったら、お互いに良い出会いにならない。自分達が”美味しい”と思うラインを下回ってはいけない。」という醸造への熱い想いを語ってくれた。

人気商品

静岡醸造の人気商品は何と言っても『イズミガヤハニーピルス』
匠宿が位置する泉ヶ谷地区にある桜井養蜂場のはちみつを使用した、この地域の限定商品だ。コトコトStoreでも取り扱ってる大人気商品!

イズミガヤハニーピルス

マイルドな味わいで、はちみつの香りを楽しむことができる。
是非リラックスしながら時間をかけてゆっくりと飲んでいただきたい一本!
はちみつの風味が強く、ローストナッツや焼き菓子など、甘い物との相性が抜群。
また、甘いものが苦手な方は、カマンベールチーズや、燻製されたおつまみなど香りの強いものもオススメ。

実績・賞・メディア掲載等

原料の多くを海外輸入に頼っている現状に着目し、本来は捨てられてしまう地元酒蔵の酒かすを使用した「さけかすIPA―萩錦酒造×静岡醸造」を萩錦酒造と共同開発。
静岡新聞、読売新聞、日経新聞にて掲載された。

最後に一言あれば!!

今年こそはジャパンブルワーズカップ2024受賞 !!!

取材者の感想

静岡醸造のクラフトビールをコトコトストアでも販売していますが、どの商品も圧倒的な人気を博しています。お土産に買われる方や、本日の晩酌にと買われる方、購入してすぐに匠宿の中庭で飲まれる方など、多くの場面で親しまれているように感じます。今回取材をさせていただいて、改めて匠宿との親和性に納得しました。
これから更に、匠宿の顔として日常に溶け込んでいくのが楽しみです。
また、中々お目にかかれないクラフトビールの醸造風景が見られる場所としても是非ビール好きの方には訪れていただきたいです。
静岡市駿河区人宿町では立ち飲みスタイルのタップルームもございますので是非ふらっと立ち寄ってみてください!

取材風景

店舗情報 ※タップルーム

住所::〒420-0037
         静岡市葵区人宿町2-3-2 人宿町マート1F
TEL: 080-4441-7787
営業時間:12:00~21:00
定休日:水
SNS↓
Instagram : https://instagram.com/shizuokabrewing?igshid=NGVhN2U2NjQ0Yg==
X : https://twitter.com/shizuokabrewing
HP:静岡醸造/SHIZUOKA BREWING



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