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2024年4月の記事一覧
After story
あの頃から何回カレンダーを捲り
カレンダーが変わってきたことだろう。
チクタクと時間は流れ今日が終わる。
毎年の桜のニュースをまだ晴れた気持ちでは
みれていなかった。
ある日一件の不在着信。
留守番電話の録音を聞いてみる。
二人で久しぶりに会わないかとの連絡。
あまり久しぶりではないような感覚だ。
あの時の待ち合わせ場所で待っている。
いざ着いてみると、三人が揃わなかった
約
(第二話)なんでもない日
2人との出会いにより、僕の日常はいつもと違った。
グループ研修の時いつもあまりものだった僕は、
三人で組むようになった。
たまたま帰宅路が一緒だったため三人で帰るようになった。
当たり前が新しいものにどんどん塗り替えられた。
少し時が経ち、鶯から蝉の鳴き声に変わった頃。
僕らは変わらず毎日のように一緒にいる生活を送っていた。
なんでもないような日になんでもないような帰り道で、
僕ら
(第一話)桜の咲くあの頃を思い出して。
今年も当たり前のように桜の蕾が膨らみを覚える。
僕は思い出したくもないような記憶を思い出してしまう。
出会ったのは数年前の少し暖かみを感じ始めたあの時。
「入学式」と書かれた大きな看板の横を通った時、
1人ぼっちで歩く僕の横を走る2人の女の子。
凄く明るくて僕とはかけ離れた世界にいるような2人だった。
教室のドアをあけ自分の机の位置が書かれた黒板を確認し、
大人しく座って時間が来るの