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自己紹介✍

はじめまして。何から書いたら良いのかわからないままとりあえず書き出しています。

女性が社会に出て働き続ける、ということが当たり前の世の中になっていて、もちろん社会制度や会社制度上での「働きやすさ」は間違いなくよくなっています。

でも、制度や規則では見えない「社会での生きにくさ」はまだまだある。「当社は女性にとって働きやすい環境です!」と声を大きくされればされるほど、居心地の悪さを感じる自分がいます。こんなに恵まれているのに…と周りからも言われるし、自分自身でもわかっているけれど、頭と心が行ったり来たりしてモヤモヤから抜け出せません。

私が考える本当の意味での女性の働きやすさとは、働く全員にとって働きやすい環境である、ということだと思います。特別扱いでもなく、軽視するでもなく、性別問わず、ライフステージ問わず、お互いが生き方・働き方を尊重できるようになったらいいなと考えています。

大学卒業後、某営業会社へ入社。完全に男性社会で、悪意のない男尊女卑が蔓延る環境で超ブラックな働き方で約3年間を過ごす。

転職しブラックからの洗脳が解け、ようやく世の中のブラックじゃない社会を知ることができた。また、ここでの経験から「組織での人材の価値」「人材というリソースの大切さ」を考えるようになり、人財に関わっていきたいというなんとなく自分のキャリアの方向性が見えてきた。

3社目。人事としてのキャリアをスタート。機会に恵まれ、採用業務に携わったことからいつの間にか採用スペシャリストとして経験を積ませてもらいキャリアを築いている。

新卒採用が専門で、年間云百人の学生とお話させていただく機会をもらっています。何年も携わって話をする中で、やはり時代も少しずつ変わって、5年前の就活生と今の就活生では生きてきた時代の違いも考え方も違うと感じます。でも変わらないのは、女性がいまでも社会でどうありたいか?という問いに対して「結婚しても子供を産んでも働き続けたい、働き続けられる会社がいい。働き続けるための職種がいい」と言っていることに驚きました。私からしたらそんなの当たり前、女性だから男性だからではなく働き続けたい人が働き続けることができるのは当然だというのが今の価値観だと思っていたから。私が就活していた10年以上前と何も変わっていないことにびっくりしました。これは学生に対し「いつまでそんな保守的な考えを持っているんだ」ということではなく、採用をする側である企業が、社会人がもっと「そうじゃないんだよ、安心して社会に出てきて、いっぱい挑戦してほしい」ということを伝えていかなきゃいけないんだと考えました。だから、そのために微力だけど私が私にできることを、私自身も現在進行形でもがいている真っ最中だけどそれも含めて伝えることで励みになり、誰かの役に立てたら嬉しいな、なんて思ってます。

10年前に思い描いていた大人になれていると思う。輝かしいキャリアでも大成功者でもなんでもないけど(笑)「こんな感じになっていたら幸せそうだな、楽しそうだな」って想像していた「30代の自分」からなんとなく大きく逸れていないんじゃないかと思えてます。よーし、輝かしい40代に向けて頑張ろう。

就職活動なんかなんにも考えずにやって、社会人スタートは決して華々しくもなく泥臭さしかなかったけれど目の前にあるものを乗り越えて躓いて乗り越えてきた中からでも私のように見つけられるから腐らずに頑張ろう!




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