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『 デザインのひきだし 』 表紙加工とコスモテック

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13年間( 2011-2024年 )で書籍『 デザインのひきだし 』( グラフィック社編集部 )表紙を計10回加工! コスモテックの加工現場発、表紙加工の裏側を大公開!
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「 コスモテック、 『 デザインのひきだし 』 表紙加工 全10回成す 」

コスモテックの青木です。 2024年2月発売の 『 デザインのひきだし51 』( グラフィック社編集部 )では、コスモテックは通算10回目の表紙製作・加工のお手伝いをさせていただきました。 書籍の顔である表紙へ10回も押させていただいたという出来事は私にとって特別な思いがあります。 ◉ 6回目を超えた時の意識コスモテックがはじめて 『 デザインのひきだし 』 の表紙加工に携わらせていただいたのは、今から遡ること13年前。2011年 『 デザインのひきだし13 』 で青焼き

「えっ!?表紙がティッシュ!!全面箔押し加工に挑む。」

こんにちは。現場の前田です。 今回、お手伝いせていただいたのは、「 デザインのひきだし 39 」の表紙への箔押し加工です。コスモテックが今まで「 デザインのひきだし 」の表紙加工に携わらせていただいたのは今回で6回目です。 ○ 強者、現る!「 デザインのひきだし 」の表紙といえば、青焼き、複写伝票、役割を終えたお札が漉き込まれた紙などなど… コスモテックが今まで加工した表紙はどれも 「 果たして押せるものだろうか… 」 と尻込みしてしまいそうな素材ばかり。 そんな強者素

「デザインのひきだし41 表紙加工」

こんにちは。現場の前田です。 久々の投稿となる今回は、noteでの登場は2回目となる書籍「 デザインのひきだし 」の表紙の加工のお話をしたいと思います( コスモテックが今まで「 デザインのひきだし 」の表紙加工に携わらせていただいたのは今回で7回目です) 前回のnoteでご紹介させていただいた時は、ティッシュペーパーで出来た表紙への箔押し加工をするという驚くような仕様でしたが、今回の表紙も挑戦しがいのある加工をさせていただきました! 今回の「 デザインのひきだし41 」

「デザインのひきだし44 表紙加工」

こんにちは、現場の前田です。 『 デザインのひきだし44 』(グラフィック社編集部)の表紙加工をコスモテックにてお手伝いさせていただきました。コスモテックは今回で 『 デザインのひきだし 』 表紙加工は8回目の挑戦になります。 表紙の加工は毎回必ず、校正(本番想定のテスト加工)を行い、その後、本番・量産加工を行います。 本番加工時、ぞくぞくとコスモテックの加工現場に搬入される 『 デザインのひきだし 』 表紙加工で使用する紙 表紙の色が3バリエーションあり!今回の 『

「デザインのひきだし46 表紙加工」

こんにちは、現場の前田です。 今回加工でお手伝いさせていただいたのは『 デザインのひきだし46 』の表紙です。私が今まで加工で携わらせていただいたのは、『 デザインのひきだし 』39号 ・ 41号 ・ 44号 です。 箔押しの匠 佐藤の時代から今号(46号)まで数えると、大変光栄なことにコスモテックが担当させていただいた『 デザインのひきだし 』の表紙加工は計9回にもなります。 今回の『 デザインのひきだし46 』は『 箔押し & 箔加工編 』ということで、「 コスモテ

「デザインのひきだし51 表紙加工」

コスモテックの現場の前田です。 今回は2024年2月発売の 『 デザインのひきだし51 』 の表紙加工についてご紹介させていただきます。なんとコスモテックは今回の号で 『 デザインのひきだし 』 の表紙加工に挑むこと、記念すべき10回目なのです! そして、私がコスモテックに入社し現場リーダーに就任してからは、今回で5回目となる大きな挑戦です。 ◉ 2色の顔料箔の全面箔押し今回、京都大原にあるブロンズパウダー( 真鍮箔 )を使用した日本初の転写箔( ブロッキングホイル )

コスモテック、『 デザインのひきだし 』 表紙加工 特集(2011-2020)

コスモテックの青木です。 お客様からコスモテックへお問い合わせを頂くメールやお打合せの際、ありがたいことに、「 コスモさんが表紙を加工した 『 デザインのひきだし 』 全号持ってます 」 「 コスモさんの加工した表紙はどこか異質で物体感・物質感あるものばかりですよね 」 と言っていただくことが増えてきました。 今回はコスモテックでお手伝いさせて頂いた、書籍 『 デザインのひきだし 』 の表紙について振り返りたいと思います。 毎回 表紙加工は、お馴染み 『 デザインのひきだ

「『 デザインのひきだし 』と 編集長 津田淳子さん」

コスモテックの変革の歴史を語るにあたって、デザイン書籍 『 デザインのひきだし 』、そしてその編集長である津田淳子さんとの出会いを語らずにはいられません。 コスモテックで加工のお手伝いをさせて頂いた、 『 デザインのひきだし32 』の表紙。 工業用包装用紙への全面エンボス加工。 コスモテックがグラフィックデザイナーや美大生などに周知されるようになったのは 『 デザインのひきだし 』 のおかげ、と言い切れるくらい、非常に大きな影響を与えた存在であり、それは今も変わりません。