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風の記憶、時の雫

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note をはじめてみようと思う。 秋晴れの空を眺めていたら、風がやってきて、 そのときにふと思ったわけです。
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2017年2月の記事一覧

春の演奏会

春は時計回りにやってくる 北風ふいたら 冬なごり 東風がふいたら 春を告げ 南風ふいて 春一番 春は重力が少し軽くなる 足どり軽く スキップステップ 風にはねるよ 切った髪 彩り差した 花かすみ 春は旅の楽団がやってくる 目覚めた鳥は 木にとまり たくみに風は 枝を縫い 春がタクトを 操るよ そこでここらで演奏会   ほらほらみんな いらっしゃい ようこそ春の演奏会 2度とできない即興曲 お代はいらない さぁおいで 参加も大いに歓迎だ 春は音符が空に舞いあがる

抗う自身のために

今、ぼくらは何と闘っているんだろう? 闘うための熱い意志を今も抱いているだろうか? 安易に闘いを挑んではいないだろうか? 闘う相手を見失っていないだろうか? 闘う前に諦めてしまってはいないだろうか? 移りゆく時代の傍観者になってはいないだろうか? 未熟な想いを今も抱いているだろうか? 真っ直ぐな気持ちを持っているだろか? 誰かのために闘う覚悟をしているだろうか? 大人になることは無用な力を持つことではない。 わかりのいい顔をすることではない。 悟りきったような説教をす