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コスモスがゆれる風を なつかしく感じたら目を閉じる合図 繰り返される思いが目を覚ます 恋に似たあこがれをめくるように 綴った時間に針がもどる 17歳の未熟な思いは いつだってぎこちない コスモスは群をなして風にゆれ 星々が連なる銀河のように 永遠は遠くない路のように コスモスは華奢な花 なのに宇宙を見ているように 透き通る空気の秋に群れ咲く 8枚の花びらが 宇宙からの声を受けとるように 18歳のその人はやさしく華奢で 抱きしめれば折れるようで そうではなくてその人は強く