見出し画像

苦い経験もあなたの中で活きている✨

昨日、何気ない会話から、ふと過去の失敗体験を打ち明けてくれた人がいた。

その人(Aさん)は事業を立ち上げるきっかけとなったエピソードとして話していたのだけれど、まだ本人の中では上手く消化しきれていないようだった。

聞いていた私は、とっさのことで相槌をうつくらいしかできなかったのだけれど、
その後も何となく氣になりアレコレ考えているうちに、ハッと氣づいたことがあったので、ここに書いておきたい。


Aさんは、私の家族のことでサポートしてくれることになり、お会いするのは今回で2度目。

家族のことではこれまでも色んな方に出会ってきたのだけれど、その中でもAさんは初対面の時からとても話しやすく、ありがたいと思うと同時に、
他の方たちとは何かが違うのだけど、それはどこからくるのだろうと不思議にも思っていた。


これまでのやり取りを思い出して氣づいたことは、
Aさんは、家族の状況を聞いている時、なるべく私と同じ目線から理解しようとしてくれるということ。

もちろん、これまでの方たちも一緒に考えてくれていたのだけど、立ち位置の違いからくるちょっとしたズレが、私の中では違和感となっていた。
そうはいっても、当事者ではないのだから、彼らに求めても仕方のないことだろうなと、いつからか私もすっかり諦めてしまっていたことにも氣づいた。

そのため余計に、
なぜAさんの対応はあんなに自然なのだろう?と氣になり、考えていた時、昨日聴いた過去の出来事と結びついて、ハッとした。

そう!あの経験をしているからこそ、当事者でないにも関わらず、私たちと似たような視点や考え方が身についているんだ。。。

Aさんには、今はまだ失敗体験と感じるような出来事でも、実はもうすでに、今のキャリアにしっかり活かされていて、私のような周りの人にとってかけがえのないありがたい才能の一つとなっているんだなぁ、と。


そしてふと、私自身を振り返ったとき、、、

私にも消化しきれない苦い経験は山ほどあるけれど、もしかしたら私の中でもかけがえのない才能のタネとなっているのかもしれないと思えてきて、なんだか嬉しくなった。


Aさんに上手く返事ができなくてアレコレ考えていたけれど、結局は自分自身が励まされたようで、なんだかおもしろい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?