どうでも良い話題から意見を言えるようになろう【HSPのこと】

私ってHSPなんだ、とわかってから早1年半。年単位で思い返すと心がずーんと落ちることや、思考のループにドハマリするってことは随分と減ったような気がします。色んな書籍や同じHSPの方の動画などを見ていると「ここはHSPだからよくある思考」「この考え方は個人の感覚」とうまく分けられることで心が随分と楽になっていると実感します。

例えば、職場の空気がピリピリしていて特に感情が出やすい人が明らかに苛ついていると「あれって昨日の私の曖昧な態度のせいかな・・・」と思っちゃう。これはHSPの方なら時々ある「感じ過ぎちゃう、何でも自分のことって考えちゃう」思考からくるものですよね。

一方で、流行ってるアプリだから私も遅れず乗らなくちゃ!とかみんなが課金してるから私も課金してガンガン攻めなきゃ!というのはHSPの周りに合わせる・・・のではなくただの「流行り物好き」だったりするわけです。(後者のうまい例えが思いつかんかった)

その中で私はこの1年半「自分の意見」について思うことが多々ありました。私はそれこそ合わせすぎて自分の意見を本当に出さないようになっていたなって思います。どう思われるんだろうと考えれば勇気は相変わらずいるんですが、意見を出すって特にこの時代必要だと感じます。

まずはライトな話題から

例えば、先日「○○さんのTVでの司会ぶりって私あんまり好きじゃないんだよね」と雑談の中で言われたことがありました。私はその方の司会ぶりは結構好きでTVでも特に気にしたことはありません。私は思わず「私はそんなkことないって思うけど、その人の司会が好きって言ったらこの人を否定した感じにならないかなあ。」という考えが頭をよぎります。

以前までの私ならその思考通りに「うん、そうですよねえ。私もそう思うとこあります」と当たり障りのない感じで相手に合わせたと思います。でも、よく考えればそこで私がそのタレントさんの司会ぶりが好きだと言っても別に相手を否定していることにはならないし、相手も同調を求めているわけでもないはず。別に反対の意見を言ったところで気分を損ねはしないはず。うん、大丈夫。

「そうなんですねえ。私は結構司会ぶりは好きな方なんですけど、どのへんが引っかかるんですか?」

言えました!そしたら「タレントさんは好きなんだけど立ち位置が・・・」と会話は普通に展開し穏やかなランチタイムとなりました。内心ちょっと緊張しましたがちゃんと意見を言えた自分を褒めてあげよう(と、この記事を書いているときに思いました。頑張ったよ!あたし!)

ハードルは低くしておくものよ

このドキドキ感とか緊張とか「わかる~」とわかる方はそう多くないと思いますが、きっとHSPの方の中には同じような経験をしている方がいると思います。周りの目を気にしちゃうから自分の意見を言うって本当に勇気がいります。会議でなんで意見が言えないんだろう、とか友人に行きたくない店をなんで言えないんだろうとか日々思ってしまうと思いますがハードルを下げてまずは「ライトな話題」から始めるのはどうでしょうか?鬼滅の刃やNiziUが別に好きじゃなくったっていいんです。私、興味ないって言っていいんです。一言言うだけでも結構変わると思います。

自分の声をちゃんと聞く。その1つとして私の体験を紹介しました。皆さんも日々心の負担が大きくなりすぎないよう肩の力を抜いて明日も歩いていきましょうね。

最後までありがとうございました。春の風が心地よくなってきましたね。

あき

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