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協力会社さまとも、良好な関係を目指したい。


※上部掲載の写真は当社西日本支社にて開催した、業者様向け交流会開催時のものです。(2023年2月撮影)

リノベーションマンションの商品力向上を目指して、
年に1度施工店を中心とした業者さま向けに
勉強会&懇親会(以下、交流会)を実施しています。

お客さまに安心・安全な住まいを届けるためには、
施工店さまの協力なしには実現できません。
どんなことを実施しているのか、社員にインタビューしました。

―どのような取り組みですか?

いつもご協力いただいている施工店さまや
住宅設備機器メーカーさまをお招きし、
下記3つを目的とした交流会を実施しています。

① リノベーション工事の精度底上げ・均一化すること
② 竣工検査での指摘事項を減らし、
  引渡後のお客様からのご指摘ゼロを目指すこと

  ※竣工検査:リノベーション工事の後に、
   当社の基準や依頼した通りに工事ができているか確認する検査のこと
③ よりスムーズで精度の高い施工を行うため、
  協力会社さまと当社間のコミュニケーションの場とすること

当社では首都圏・関西圏で
年間250件程度のリノベーション済マンションの供給をしており、
当社のパートナーとして施工をしていただいている
会社さまは50社以上あります。

中古マンションを新築時の間取りをもとに
リノベーション工事を実施しますが、
住戸の状態は新築時の設計や仕様、
従前の居住者さまの住まい方によってさまざまです。

また、エリアやイメージするターゲットに合わせて
間取りを決定するため、
ひとつひとつの工事現場で直面する課題も多岐に渡ります。

そのためノウハウを共有して、
より質の高い商品を提供するため

年に1回交流会を開催しています。

交流会では、当社のマニュアルを説明し、
注意点を共有いたします。
また、お引き渡し後にお客さまから
ご指摘いただいた内容についても、
同じことが繰り返し起きないよう、
その対策方法や施工方法を更新
しています。

ただマニュアルをお渡しするだけでなく、
直接お伝えすることで、施工店さまの反応を知ることができたり、
逆に施工店さまから教えていただく場面もあります。

―なぜ、このような取り組みをしようと考えたのでしょうか?

初めて開催したのは2017年です。
お客さまに安心安全を届けるために、
施工のクオリティは非常に重要な要素となります。

リノベーションマンション事業がスタートしたばかりの頃は、
当社の建築担当のノウハウがなく、
施工店さまの施工も各々のやり方で進めており、
工事が終わってから問題点に気付くことも多々ありました。

工事の手戻りを少なくし、
住まいの品質を担保したいとの想い
で交流会をスタートしました。
リノベーション事業をスタートした1年目は年に2回、
それ以降は年に1回実施しています。

当社では1つの住戸をリノベーションするにあたり、
工事前と工事後の2回にわたり検査を実施しています。

工事後に依頼通り工事がされているか
確認することも大事ですが、
それ以上に工事前にきちんと検査をおこない、
その住戸に問題点がないか確認することが大事
だと考えています。

交流会を実施することで、
検査でのコミュニケーションがスムーズ
になり、
依頼したことを施工店さまがしっかり理解したうえで
工事を進めていただけるようになっています。

―この取り組みへの想いはどのようなものでしょうか?

交流会の後半は、軽食を交えた懇親会を実施しています。
施工店さまにもお話しいただく場面や、
西日本の交流会ではお楽しみコーナーの一つとして
表彰する場を設けるなどし、
アットホームな雰囲気で交流会が終了します。

最後は、施工店さま同士が握手をされる場面もあり、
私たちも嬉しくなります。
後日のアンケートでは、
「他の会社の方と交流ができてよかった」とコメントいただくなど、
普段は交流する機会が少ない、施工店さま同士の
横のつながりを楽しみにして下さる方も多いです。

お客さまに安心・安全な住まいを届けるためには、
施工店さまの協力なしには実現できません。

当社の姿勢に共感して協力してくださる会社さまと、
コミュニケーションを取りながら
これからも品質のよい住まいを届けていきたいと思います。


<担当者の紹介>
北畑 真紀子
リノベーションマンションの設計・建築担当に着任して8年目。
関西担当、施工店さまとのコミュニケーションをとても大切にしています。

高橋 晴彦
入社9年目。
リノベーションマンションの設計・商品企画担当。首都圏エリア担当。


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