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国際宇宙ステーション(ISS)での生活に密着!無重力の生活で大事にしていること!

みなさん、こんにちは!
コスモ女子のあやかです。

先月、宇宙飛行士の若田光一さんが人生で5回目となる宇宙飛行をしました。国際宇宙ステーション(以下、ISS)に到着すると、「もう一つの家に帰ってきた気分だ」とインタビューで話されており、宇宙での生活に懐かしさを感じられているようでした。

インタビューを拝見してふと、無重力下におけるISSでの生活はどんなことがあるのだろうと思い、調べてみました!
調べていく中で、宇宙での生活リズムが地上とは全くことなっていることや気をつけなければいけない生活習慣などを知るきっかけとなったので、いくつか紹介させていただきます。


国際宇宙ステーション(ISS)での1日の生活リズムは?

ISSは、地球の周りを90分で一周回っているそうで、時速に置き換えると2万8440km/h(マッハ23.9)の速度で地球の周りを回っています。
速度を地球上のもので例えると、新幹線が300km/hなので100倍の速さとなっており、ISSでは日が照っている時間と日が当たっていない時間が90分サイクルで訪れ、24時間に直すと日の出と日没を16回見ることができます。

このことから、日が昇っている時間に活動し、日が落ちている時間で休むといった地上の生活リズムとは別のスケジュール管理方法が必要となってきます。ISSに滞在している間は、自分達でいつ起きるか・いつ活動するか(仕事や研究など)・いつ睡眠をとるかのスケジュールを決めて、宇宙にいても、地球と同じような生活リズムで過ごせるように工夫しているそうです。

宇宙に滞在する際には、より厳密なタイムマネジメント能力が求められることを知り、自分の生活リズムも見直していこうというきっかけになりました。


国際宇宙ステーション(ISS)での日常生活は?宇宙空間での食事や睡眠などについて

続いて、食事や睡眠などはどうなっているのかを調べてみました。

無重力の中での食事の取り方は、基本的に地上と変わらず、胃の中は無重力の影響を受けるそうで、少しの量でも満腹感を得られるそうです。
ただ地上で活動している時以上にカロリー消費するので食べる必要があります。そのため、少ない量でも栄養価が高い食品の宇宙食が考えられています。

また、無重力下で水をコップで飲もうとすると外に這い出てしまったり、空中で水球となって漂ってしまうので、ストロー付きの容器に入れて飲む工夫がされています。
他にも、排泄の話となりますが、ISS内にはトイレがあり、吸引機を使って体外への排泄物を吸っていくそうです。
宇宙では水も限りあるので、尿を飲料水として再利用するような仕組みも開発され、限られた資源を有効に活用できるような技術が次々に開発されています。

最後は、私が一番気になった無重力での睡眠の取り方について紹介します。

ベットなどに身体を固定して横に眠るのかと想像していましたが、宇宙飛行士の若田光一さんや前澤さんの体験談では、足をバーに引っ掛けて立った状態のまま寝袋を使い、そこから身体を固定して寝るのが一般的だそうです。これは、無重力だと身体にかかる負荷がどんな体勢でも分散されているため、どんな体勢でも体をリラックスさせて休めることができるのだそうです。

できるなら、無重力での睡眠をぜひ体感してみたいという新しい夢を持つきっかけとなりました。


まとめ

今回は国際宇宙ステーション(ISS)での生活に焦点を当てて、宇宙空間での生活リズムや生活習慣で地上と異なる点について簡単にまとめました。

無重力の宇宙ならではの問題もこれまでの宇宙飛行からどんどん解決されており、宇宙が旅行の行き先として選ばれるようになる時代には、より快適に宇宙で過ごせるようになるかもしれませんね!

今後もコスモ女子では、宇宙に関する知識を記事にしたり、イベントで紹介したりしていきます。

これからのコスモ女子の活躍をお見逃しなく!


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