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祈りの衣服

岡﨑龍之祐さんというファッションデザイナーの記事を見かけた。彼の服を纏う彫刻と表現していて、なるほどと思いました。
リボンのような布が幾重も身体を覆っていて、そのリズムや色の重ね合わせや形状を観ていると色々な感情が伝わってきます。


そんな彼をかたちづくったのは、出身地広島・宮島口での原体験。日本三景の一つである宮島(厳島)が眼前に広がる場所だ。

「海や緑などの豊かな自然や、厳島神社の壮麗な姿、潮の満ち引きで現れる道、神道、アニミズムなどが日常生活の身近な存在にありました」

被爆地ヒロシマの生まれで、平和の希求が自身に強く刻み込まれてきた

抜粋

平和や祈りを原動力に「纏う彫刻」をつくる 岡﨑龍之祐の世界 Forbes Japan
https://forbesjapan.com/articles/detail/50695/1/1/1

最近YAMMAの服を作られている山崎ナナさんの本も見かけました。会津木綿を使った注文が入ってから作成する方法をとっているそうです。
これも熱烈なファンがいそうです。
山崎ナナ
YAMMAの服にできるコト: あなたと私とあの人でできる、小さな産業革命

ただ着るだけではなく、文化や伝統、歴史を新しく語り継ぐ衣服の神秘性に久しぶりに触れた気がしました。

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