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光の一滴(ひとしずく)30『高次の愛って何ですか?②』

2019年2月18日   


――――一体世の中はどうなっていますか?ざわざわしています。

『ようやくここへ来たか。そなたが感じた通りぞ。』

――――これからどうなりますか?

『それぞれの思惑がある。我らはあるべきを通すまで。
しかし、違う形を望む者もおるということじゃ。』

――――どちらが正しいのですか?

『どちらも言い分はある。だが、我らのことは我らのあるべきに。』

――――それを望まぬ者は?

『よそのことを好きにしようとはあちらの勝手な言い分である。
聞く必要はない。だが、奴らは奴らのやり方を通そうとするのだ。』

――――私も自分たちのことは自分たちのやり方を通していいと思います。よそに口出しされる筋合いはない。

『そうだ。だが、やつらはこちらを思うままにしたいのだ。
だが、それを許すわけにはいかない。』

――――どうやって防ぐのですか?

『出来ることはやってきた。
有志の者にインスピレーションを授け、光を世に現わそうとしてきた。
だが、それを阻む者もまたその形を現わしてきた。
どちらを選ぶかは任せるしかなく。』

――――私はどうすべきですか?

『有志の者よ、己が信の元、進むがよい。
そう言うたではないか。光を下ろして現すのだ。』

――――これからどうなっていくのですか?

『形が変わっていく。あるべき形へと成っていく。本来の形である。
縛られていた者は解き放たれ、また出かけていた者は戻ってくる。
今までの経験は必ずしも役に立たない。
これからは己が信こそが、その指針となろう。
そのために、心を開き、目を開けと言ってきたであろう。
必要なものだけでよい。そうすれば、本当に大事なものがわかってくる。』

『よいか、我の言魂を伝えよ。光を下ろせ。』


何だか、ドラマチックな展開ですね。
本来のあるべき形に戻そうとする勢力と、自分たちの思い通りの形にしたい勢力があるようです。それぞれに形を現わすけれど、どちらの形を選ぶかは人が決めるというのです。

この世は人の選択によって形が決まる・・・つまり、人々の精神性が現象として現れるということのようです。
『世の中とは人ぞ』とは、このことなんですね。だからこそ人々に向けて、メッセージのエネルギーを送り続けているというわけです。
そしてどのメッセージを選ぶかは、その人次第・・・