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日本人がやりがちな英語の100の間違いとは? ♯17~20

Error 17 quitとretireの使い分け

○ I am going to quit my part-time job. 
アルバイトをやめます。
○ My father recently retired after a 45-year career. 
私の父は最近、45年のキャリアを経て引退しました。
× I retired from my part-time job.

 近所の居酒屋で顧客と話した際、日本人の20代の若者から、仕事をretireするつもりだと言われたことがあります。私はてっきり、彼は株式市場で大金でも稼いで優雅に早期引退するつもりなのかと勘違いしました。彼がquit(やめる)ではなくretire(引退する)を使ったため、このような混乱が起きたのです。

 quitとretireはどちらも仕事をやめることを意味しますが、 retireは、恒久的に働くことをやめ、引退することを意味します。 一方、quitはある会社で働くのをやめることを意味しますが、あなたの仕事のキャリアそのものが終わるわけではありません。

Error 18 ×go to shopping→ ○go shopping

○ I wanted to go shopping with my friends.
友達と買い物に行きたかったです。
○ I go to the mall with my friends to shop.
私は友達と一緒にモールに買い物に行きます。
× I go to shopping.

 これは恐らく一番よくある間違いです。毎日、ほぼすべてのクラスでこの間違いを聞きます。以下の法則を覚えておきましょう。

go to 場所(名詞) 例:Go to the shop.(お店に行きます)
go 活動(...ing) 例:Go shopping.(買い物に行きます)

Error 19 ×call to→ ○ call

○ I need to call the office. 事務所に電話する必要があります。
× I call to my best friend every night.

 英語学習で大変なことの1つは、どの動詞の後にtoがつき、どの動詞にはつかないかを覚えないといけないことです。

 callはtoを必要としない動詞のグループです。こんな時は、洋楽の歌詞を聞くのも、英語を自然に身につける上で有効です。

 今回は、Petula Clarkの1965年のヒット曲「Call Me」とBlondieの1980年のヒット曲「Call Me」とを聞くことをお勧めします。どちらもキャッチーなメロディーなので、call meという言葉が心に残るでしょう。

Error 20 ×talk→○ talk to

○ I talk to my friends at lunch.  私は昼食時に友達と話します。
○ I talk with friends at lunch.  私は昼食時に友達と話します。
× I talk my friends at lunch.

 talkはtoやwithなどの前置詞を必要とする動詞です。映画「ターミネーター3」でアーノルド・シュワルツェネッガーが言った有名な表現Talk to the hand.(この手に言いな、話は終わりだ)とともに、覚えてしまいましょう。

 talk with...は双方向のコミュニケーション、talk to...は一方通行のようなイメージを抱くかもしれませんが、実際にはtalk to...とtalk with...の意味にほとんど違いはありません。よってほとんどの場合、これらを入れ替えても問題ありません。



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