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note~拝啓新卒の君へ~(新生活を始めた方に贈る今すぐ始めてほしいお金のこと1+39選)

みなさん、こんにちは。

気づけば4月も残すところあと1日となりました。新卒の皆さんは新生活には慣れたでしょうか。

普段は節約によるお金の貯蓄方法についてちまちま書いています。
今日は初任給ももらった新卒の方向けにもっと早く始めていたらよかったと思っている投資について紹介します。


いかに早く多くのお金を投資に回せるか

もっと早く始めておけばよかったと思うのは投資です。
そこそこ良い大学を出ていて勉強もそんなに苦にならない私ですが、ことお金に関しては「知らない・興味ない・分からない」と3拍子揃った残念な人でした。(今もそんな変わらないかもしれない…)

バブルの頃のように銀行に預けていればそれなりにお金が増える時代だと、私のような人でもお金は勝手に増え続けるので、一億総中流の文字通り自由を謳歌できたことでしょう。
しかし、今は銀行以外の投資による配当金等で増やさないとお金を持っていても増えない時代になりました。

とにかく、投資で重要になってくるのは「時間」です。
同期で同じ初任給をもらっていても、その使い方ひとつで将来得られる「自由度」は想像以上に大きく変わります。

それでは、時間を味方につけるとどれほど威力を発揮するかを「割引現在価値」という考え方を通して見ていきましょう。

将来のお金と今のお金を比較できる「割引現在価値」

いきなりですが、みなさんは「5年後100万円もらう」のと「今70万円もらう」のどちらを選びますか?
5年待てば約1.5倍もらえますので、待っても良さそうな気もしますね。

この2つを比較する時に使う考え方の一つが「割引現在価値」です。
通常お金というのはタダで借りれず、貸してくれた人に貸してくれたお礼として借りたお金に対して一定の割合の金額を利子という形で追加で支払います。

この利子を使って●年後の金額は今だと何円に相当するのかを計算するのが「割引現在価値」です。

例えば毎年10%利子がもらえてお金が増える場合、今の100万円は1年後に110%の110万円になります。2年後には110万円110%の121万円になります。

つまり、毎年10%ずつ増えるなら「1年後の110万円・2年後の121万円」は今の100万円と全部同じ価値を持っていることになります。

これが何を意味しているのか?
それは、「増税により手取りがほぼ変わらない今の日本社会では、初任給でもらった今手元にあるその金額が一番価値が高い!」ということになります。(ただし、投資で数%配当等をもらえるとする。)

銀行にお金を預けるという損失

皆さんもエクセルを使って5年後の手取りが今と同じだった場合の現在価値を計算してみてください。
「こんなにショボいの!?」ってなると思います。

このことに気づかず銀行にお金を数年間放置していたのが私です。
アホすぎです。中学生でもできるこんな簡単な計算をなぜ今までしなかったのか…
これが知らないこと勉強しないことの恐ろしさです。(知らなくても勉強しなくても生きていけるが、それはまた別のお話)

皆さんはこんなことにならないように、最初の数年は支出を極限まで減らし、少しでも早く多くの金額を投資に回すようにしてください。

投資先が分からない方は投資信託で手数料が非常に安くて世界や日本全体に投資できるやつがあるので、適当に脳死で積立設定して放置するか、自分が一番使っているサービスで価値があると思うものを提供している会社や高配当の株に突っ込んでおきましょう。(あくまで投資は自己責任なのでそこはご注意ください。)

ちなみに、投資信託であれば配当を自動で再投資してくれる設定ができるので、こまめに操作したくない人にとっては便利かもしれません。

お金は後からいくらでも使えます。最初のスタートでどれだけ加速できるかが勝負です。
一度ついた差は二度と埋まることはありません。資本主義社会では資本(手持ちのお金)の差は広がりはしても縮まることはないのです。

今すぐできる!お金を貯めるための節約行動39選!!

お金をできるだけ早く多く投資に回すために、今すぐできる節約行動をいくつか記載しました。
なかには実践できないものもあるかもしれませんが、お金を少しでも早く貯める時の参考になれば幸いです。

  1. 通信費はSimフリーにして月1,000円。

  2. 電話はしない。ライン通話等のネット回線を使うものを利用する。

  3. 賃貸ならWi-Fi備え付けの家にしてネット代0円。(できれば実家から通う)

  4. 光回線は不要。

  5. 徒歩10分圏内の賃貸は選択肢から外す。(家賃補助がある場合を除く)

  6. 近所にオーケー等の激安スーパーがある物件を選ぶ。

  7. 最寄り駅の近くに図書館がある物件を選ぶ。

  8. 車通勤はしないで、電車通勤の業務にする。(車と駐車場・ガソリン代が会社支給の場合は除く)

  9. 上司が奢ってくれる飲み会以外は参加しない。

  10. 昼食のランチは絶対に行かない。(多くても月一ぐらいにする)

  11. 外食やその他あらゆる嗜好品はなるべくカットして、ライブ等のその瞬間しか楽しめないこと以外にお金を使わない。

  12. エアコンは可能な限りつけずに過ごす。よく使うなら5年以上前のエアコンは速攻で最新機種に変更する。

  13. 夜更かしせずに寝る。

  14. サブスクは最低限の契約にする。

  15. テレビやワンセグは捨ててNHKを解約する。

  16. 電球はLEDに変更する。

  17. 出社前にスタバ・セブンカフェ・自販機などの飲み物を買って仕事を始めない。飲み物は会社の給茶機を利用するか水筒で持参する。

  18. 水道水を飲む。(浄水器は必要に応じて取り付ける)

  19. ペットボトルの水やウォーターサーバーは買わない。

  20. 食事はカロリーのコスパが最強の米にする。パンは効率が悪いので、買わないし食べない。

  21. コンビニには絶対に近寄らず激安スーパーで必ず買う。

  22. 出来るだけ朝から晩まで頑張って仕事をして手取りを増やす。

  23. 保険は一切契約しない。

  24. 疲れてもチョコやお菓子を買わずに黙々と仕事をする。(代わりに緑茶や紅茶のティーバックを持っていき気分転換に飲む等にする。)

  25. 車は買わない。

  26. 化粧はマスクをつける等でなるべく省く。

  27. 私服は2~3セットを使いまわしてそれ以上買わない。

  28. 本や雑誌は図書館で借りる。

  29. 会社員なら社内規定や労働組合を確認し、持株会やその他お金に関するお得なサービス内容を確認して使えるものはどんどん使う。(分からないものはどんどん聞く)

  30. 最低限のお金以外は銀行口座に残しておかない。

  31. 食事は自炊する。毎日作るのが面倒ならカレー等の作り置きができる煮込み料理を週末作っておく。

  32. ふるさと納税を利用する。返礼品はかき醤油等の実用性のあるものを選ぶ。

  33. モノを増やさない。減らせるだけ減らし、引っ越し代を最小限に抑えられる体制を整えておく。

  34. 自転車も保険が義務付けられたので買わない。代わりに「ハローサイクル」のスポット利用にする。(保険に入っている場合を除く)

  35. ジムに行かない。(運動以外の目的がある場合を除く)

  36. 運動したいならランニングにする。(ランシューだけは良いやつを買う)

  37. 土日の外出は定期券内でなるべく済ませ、交通費が発生しないようにする。

  38. 虫歯にならないように定期的に歯のクリーニングにはしっかり金をかけて予防する。

  39. お金のことを知るために簿記2級等のお金に関する資格を取る。

まとめ

今回は新生活を始めたばかりの方向けの節約記事を書きましたが、いかがでしたでしょうか。

箇条書きのリストがミニ四駆で言うと極限まで軽量化するような感じになってしまいましたが、「いかに無駄を減らすか」という考え方は対象は違えど同じです。

日本の教育ではお金の勉強がほとんどありません。そのため、経済系の道を選択した方以外は独学でお金のことを学ぶかしかないのが実情です。

専門的な高度な知識はあって勉強ができても金欠になってしまう人がいるのはこういったところも一つの原因かもしれません。(会社や国としては金がないから無限に働いてくれる上に優秀な社畜なのでマジ最高!今後も量産し続けよう!!)

この記事を通してお金について気になった方は「アメリカの高校生が学ぶ経済学」や「ミネルヴァ書房のMINERVAスタートアップシリーズ」を図書館で借りて読んでみてください。(マクロ経済チョー面白いんですけど!?)

新生活をスタートさせた皆さん、これから先の人生を豊かにするために、出来ることはたくさんあります。

ぜひ、自分にとって大切なことを見つけて、一歩ずつ進んでいきましょう。新たな道が開かれることを楽しみにしています。

みなさんの素敵な毎日が続きますように。
それでは、またお会いしましょう。

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