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紙芝居感想「アイアイとウムウムのなんでもくだものや」

こんにちは、皆さん。
普段はお金について記事を書いております。
今日は、思わず紹介せずにはいられない「アイアイとウムウムのなんでもくだものや」という面白い紙芝居を紹介します。


名言「まあ、すてきなくだものやね。」から全ては始まった

この紙芝居はアイアイとウムウムがくだものを売ったり色々したりする物語です。
そんな物語の中でいきなり飛び出す名言。
それが、唐突にお客様から放たれた一言「まあ、すてきなくだものやね。」です。
この一言の面白さに気づいた時爆笑しました。笑いすぎて紙芝居が読めなくなるほどでした。
中には何が面白いのか全く分からない人もいるかもしれませんが、気になった人はぜひこの紙芝居を読んでみてください。
実際に読んで気づいた時は笑うこと間違いなしです。

たった12ページにツッコミどころ満載!

この紙芝居は全12ページと短いですが、その中にはツッコミどころが満載です。例えば、アイアイとウムウムがどんな果物でも提供できるという設定に、野菜(スイカ)を出してくるシーンがあり、思わず笑ってしまいます。

他にも販売する場面の絵で一切対価を払っている様子がないことから推測すると、おそらく住民達は脳に埋め込まれたICチップで決済する時代を先取りするような技術を持っているのではないかと考えらえる点や最後の方では種をいっさいまかずに土を耕して水をあげるだけで好きな果物が出来る点、そして一種類の果物だと店として成り立たないと言ったにも関わらず、最後は一種類の果物を販売する店が乱立しており明らかに矛盾している等々読むたびに何かよく分からないツッコミどころが発見されるという非常に面白い紙芝居です。

たった12ページというわずかな文章量の中にこれほどネタを詰め込める作者は本当に凄いと思います。
また、この紙芝居を通して日本語の表現の難しさや面白さに気づかされました。

まとめ

「アイアイとウムウムのなんでもくだものや」は、その短いページ数の中に豊かなストーリーと様々なネタが詰まった素晴らしい紙芝居です。
初めて紙芝居を読んで、いきなり大当たりを引いてしまったので、今後これより面白い紙芝居が登場するのか非常に気になります。
まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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