キャンプで得られること
私は、大学生の時、ワンダーフォーゲル部に所属していました。
山を縦走する山行のときは、5〜6人のパーティでテントを担ぎ、登っていました。
山に入り、テントで過ごす時間は、不自由さがありながらも、自然を感じることができる心地よい時間でもありました。
大自然の中にいると、人も自然の一部であることを思い出させてくる。
真っ暗闇に包まれた空間で夜空を見上げると、満天の星空が広がっていて、下界では見ることのできない恒星を見ることができ、あまりの星の多さに怖さを感じるくらい、感動する景色だったのを覚えている。
下級生のときは、起床と同時に朝食作りに取り掛かっていたので、夜明け前の夜空をのんびり眺めることはできなかったけど、気象を含め、自然の摂理を感じることもできた。
キャンプというと、私はテントを連想します。
そして、そのテントは平地ではなく、山の中で張るテント。
学生の時の経験が、テントのイメージに影響しているのだろう。
テントで過ごす時間は、仲間と寝食を共にし、語り合い、互いを理解し合える大切な機会であったと思う。
ソロキャンプは、仲間が自分に置き換わり、自分自身と向き合うのに最適な機会なのではないかと思う。
今は、デジタルな情報に囲まれていることが当たり前になっているので、デジタルオフしたいときは、テントを持って、自然の中に籠ってみるのもいいだろう。
大自然の中に身を置くと、普段の生活でのストレスや悩みがちっぽけなものだと感じられ、心が軽くなる。
これは、社会人になって、山に行ったときに実感したことである。
久しぶりに、自然のエネルギーを浴びに出かけたくなった。
さて、いつ行こうかな?
あなたにとって、キャンプはどういうものですか?
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