世界は優しい

私たちは他人に与えることには慣れているけど、受け取ることが苦手な人が多い。

日本人特有のものなのかと思っていたら、世界共通のようだ。

なぜ、受け取るのが苦手なのか？

シンプルにいうと、受け取るのが怖いのだろう。

この怖さは、人によっていろいろある。
受け取りたいと願っても、それが叶わうか分からないという怖れ
期待どおりに、受け取れないかもしれないという怖れ
人からどう見られるか分からないという怖れ
他にも、たくさんあるだろう。

この怖れは、その人の価値観や思い込みからくるものだが、受け取れなかったときの失望を味わいたくないという思いが強くあるように思う。

また、受け取るには、当然、与えてくれる人がいる。
与えてくれる人に期待して裏切られたとき、そのときに感じる悲しみは大きい。
そもそも、与えてくれる人がいないのではないかと思ってしまう。
これでは、自分の存在価値を否定することになり、心は苦しくなるばかり。

でも、本当は、
与えてくれる人は、たくさんいる。
応援してくれる人も、たくさんいる。
支えてくれる人も、たくさんいる。

世界はとっても優しいのだ。

自分の気持ちに素直になって、
お願いしてみる。
頼んでみる。
応援を求めてみる。

怖れを超えたその先を、体験してみるしかない。

すべて自分でやらなくてもいい。
人に応援してもらえばいい。

自分を大切に扱えば、人から大切にされることに気づけるだろう。
自分の周りに、愛が溢れていることに気づけるだろう。
心が感謝の気持ちでいっぱいになり、人に与えることの喜びにも気づけるだろう。

私も、世界の優しさをもっと感じたいと思う。

あなたは受け取り上手ですか？

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