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KPOP MV偏愛史 Girls' Group Vol.1

KPOPのMusicVideoの世界が好きだ。
最近好きなNCTのDreamのHot SourceのMVが公開され、なぜかすごくそれに脳を刺激されました。そういう好きなMVのどういうところが良いのかをたまに母に力説するのですが暖簾に腕押しの塩対応。
ということで、勝手に自分の好きなMVを紹介するコーナー始めます。(自己分析かねて)

KPOPのMVとの出会い

学生の時に教室で少女時代のGeeのMVを友達に見せてもらって衝撃を受けたときから、気づいたら一人でYoutubeを漁りまくり、気に入ったものは狂ったように何回も繰り返し見ていました。

当時は私の好きなJPOPアーティストはMVがなかったりおそらく棒立ちでただ演奏しているようなものが多かったので少女時代のMVはそれはそれは衝撃だった。各曲に沿ってセットや衣装など世界観が明確にあってわずか5分くらいの間に全く知らない世界へと連れていってくれる魔法のような映像ばかりに感じた記憶がある。(だからこそきゃりーぱみゅぱみゅのPONPONPON(2011)を見たときはひっくり返りそうになりそこから私のきゃりーちゃん偏愛が始まった)

そんなことを恐らく10年以上続けてたら、映画好きも相まってさすがに眼が肥えてきた気がするのです。「これ数年前のあのグループのMVに似てる」「あの映画のモチーフがある」など…

KPOPのMusicVideo制作の裏事情などはあまりわからないので、超独断と偏見で私なりにジャンル分けし、ただただここがいいと褒めて、その良さが知らない人にも伝わればいいいなあと思って紹介します!

超長くなりそうなのでGirls' Group ver.1 ver.2 , Boys' Group, Artist etcと4つくらいに分けていきたいと思います。そして日本のアーティストのMVも語りたいけどこれは監督が~とかもあるのでもっと後になりそうです。

今回は当時リアルに見まくっていたSMエンターテイメントの少女時代とレドベル中心。作品数も多いので。。。

あとプレイリストも作った。

ガールズグループ全体の目次
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Girls' Group ver.1 (今回)
・少女時代 →かっこいい女性像の提示
・Red Velvet →不思議ちゃんでアーティスティックな世界観
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Girls' Group ver.2 (次回)
・f(x)
・IZ*ONE
・(G)-IDLE
・WJSN
・GFRIEND
・BLACKPINK
・EVERGLOW
・IU
・EXID
・AOA
・FIESTAR

少女時代
→かっこいい女性像の提示

'Gee'(2011)

すべての始まり。ザ原点。サビの誰で歌えるキャッチ―な歌詞とポイント多めのダンス。めちゃ真似した。バレエのレッスン始まる前にみんなで韓国語の歌詞歌ってました。今でも脳内にひらがな表記で再生されます。

スタイリング:衣装が結構印象的ですよね。清純イメージと溌剌感をうまく組み合わせている感じ。白Tにカラフルなスキニージーンズが親しみやすかった⇔一方みんなスタイルめっちゃいいというギャップがうまくはまってたのかも。

'Genie'(2011)
★★

Genieは日本語バージョンのMVの方が馴染みあります。

この「お姉さん」ぽさを限界まで出し切った衣装セット歌詞の一貫性、その統一感に負けないくらい強い各メンバーのギラギラ感とか個性が好きです。サビの足をクロスさせる振り付けを考えた日本人ダンサー天才だよね。

'The Boys' (2011)
★★★★

モノクロをベースにして鮮烈な原色を背景や衣装にのせてアクセントにしてる。みんな足が長い。これは当時衝撃で超繰り返し見た記憶。

最初の1分間がすごい:最初に謎の黒い石を拾ってメンバーの綺麗なスローモーションと鳥で壮大な物語感、そこから最初のポーズが陰で黒く浮かび上がり明転、コーラスが始まる。びっくり。本当にかっこいい。衣装、メイク、ダンスすべて真のガールクラッシュ感がします(超個人的意見)。

歌詞:当時歌詞の意味は何も分からず見てましたが、今見たらめちゃくちゃよくて感激しました。 これはレジェンドですね。ていうかこの時代からすでにがガールズクラッシュの従順な女の子らしさという名の固定概念をぶっ壊していく試みはされていたんですね。そしてこれはおそらくメンバー本人と世界の女の子たちに向けられた歌詞でもある気がします。「自分の中にあるかっこいい男性を呼び起こして世界を揺さぶれ!」みたいな。

'PAPARAZZI' (2012)
★★

曲名から一貫したコンセプト。冒頭にもかかっていますがSingin' in the Rainですね。
キーワード:トレンチコート、ハリウッド、シアター、スター、パパラッチ。

映像:パパラッチに囲まれるが余裕で歩いていくアップのメンバーたちのスローモーションをダンスシーンの間にちょいちょい挟む。

歌詞:「私はスターだけど何か?」という堂々さ、余裕。日本語歌詞がまた画期的ですねやはり。原点の強さを感じる。サビ前の「仲良くやりましょ仲間じゃなーい」と「踊らされるより踊るがStyle」がすきだわ~~~~

'Mr.Mr.' (2014)
★★★★★

私が少女時代の中で一番好きな世界観。病院の冷たい寒色の感じをベースとしたダークな世界観に染まろうとするが女の子の隠し切れない鮮烈なピンクがアクセントになっている。

小道具がかわいい:ノイズっぽいデジタル映像、手術室、医療器具に見せかけたジュエリー、心電図、ストーンでできた心臓やリンゴ。

映像:サビのダンスシーンは駐車場のモノクロで、病院でのピンクとブルーの鮮烈なカラーとコントラストを出している。しかも二番はスーツにハットというスタイル。からのダンスブレイク。

衣装もかわいい:最後の落ちサビからのラストからは、黒ベースのドレス。男性的なスーツと女性的なドレスの融合っぽい感じでめちゃくちゃすき。かわいい襟と、スカートふわふわで、ヒールはいて大きなアクセサリーをつける。まさにいいとこどり。

歌詞:「きみナヨナヨしてるね…仕方ないな私があなたを導いてあげる」的な。男性はM心くすぐられそう。

好きなステージ集:①カムバック時の白スーツスタイル

Apink・Red Velvet・GFRIENDメンバーのカバーステージも好きです。

番外編
TTS 'Holler'(2014) 
★★★

当時よく見てた。強い女3人組。セットが超豪華。

TAEYEON 'What Do I Call You'
★★★★

これは最近のテヨンの曲。相手と別れてすぐの喪失感をさらっとおしゃれにした曲。いらしくない。テヨンの歌声のさっぱりとしていてこなれた上手さが活きている曲だと思う。

色が可愛い:基本のカラーが水色、オレンジ、茶色、緑で統一。ヘアスタイルは前髪集めの黒髪に金髪のインナーカラーが、未練ありのメンヘラぽい女の子らしくてよい。でもオレンジのアイシャドウやリップとジュエリーでだいぶ上品でこなれたおしゃれさがちょうどバランス取れている。 

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付き合っている記憶のシーンのみ赤やピンク。アクセサリーも華やか。髪の毛も短い。記憶を消そうとするんだけど消せない。切なさ儚さ。

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このシーンがサムネにもなっていますが美しすぎる。この画像のすべてがツボ。角度も色も完璧だと思う。神ショット。

Red Velvet
→不思議ちゃんでアーティスティックな世界観

'Ice Cream Cake' (2015)
★★★

当時強烈に影響されたのがこの曲。パステルカラーで女の子でアイスクリームケーキだから甘くて優しいのかと思いきや、最初のコーラスメロディーはホラーっぽいしみんな金髪で人形みたいでちょっと不思議で怖くてスパイスが効いている。原宿のカワイイ文化も相まってパステルカラーの持つ狂気に魅了された。

スタイリング:全体的に色素薄め。髪の毛はブロンド、カラコン、眉毛は書かずほぼリップのみなのが洋画に出てくる女の子っぽさ。ロケーションの海外らしさも相まってソフィアコッポラのVirginSuisideとかSomewhereに出てきそうな感じ。
1番の衣装は原色攻め。2番でパステルと白いファーにネオン、チェック。パステルの衣装が可愛すぎて必死にブランド調べた記憶。

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'Dumb Dumb'(2015)
★★

Ice Cream CakeとRussian Rouletteよりボーイッシュめ、キャッチ―で衣装も攻めてる。というか不思議すぎる。ソバージュや片方だけタイツの衣装は謎ですが赤ベースでメンバーカラーのお人形さんスタイルは好きです。

いつけ結構しっとりふわーっと踊っている(振り付けは激ムズなのは知ってる)イメージの彼女たちだけどこの曲はパキパキしててほんとにロボットぽい。

レドベルの考察を読んだ感じだと、資本主義の大量生産&消費社会への批判的要素たっぷりで納得。人形が頭から落ちてぐしゃっとなるカットが印象的。

カムバックステージ

最後の最後にバンドを使ってるのも見たことなくて面白いよね。

'Russian Roulette'(2016) 
★★★★

これは確か受験期の鬱屈とした私の脳内にパステルカラーの応酬でユートピアのような3分30秒を見せてくれた有難いMV。狂気や破壊衝動をパステルカラーで調和することでアート作品になっていて、、ほんとにかわいくて死ぬほど繰り返し見ていました。

ただ体操着だけはあんまり好きではない!そこはちょっと狙いすぎでマイナスだけど(だってさすがに似合ってなくないか)、それ以外はもうこの世の3分でこれより濃密でセロトニン放出ハピハピな映像があるのかってほどなんかカワイイし怖いし。。いたずらが一つのテーマなのかもしれないが普通にピアノ落としたり車に轢かせようとしたり、デカいロッカー倒したり、プールに突き落としたり、テニスのボールぶっかけたりして明らかにやりすぎ。笑 

お気に入りステージ(赤ver)

このアイリーンさまのパープルのヘアカラーが本当に好き。当時髪の毛染めれなかったから超憧れてました。あたりまえですが実際この色に染めてもアイリーンさまにはなれません。あと当時このテニススカートがめちゃくちゃ流行った。アメアパとか原宿に売ってて、当然買ってました。

緑ver.

サムネで一目瞭然ですがアイリーンさまのパープルふわふわヘアと知基礎薄目のカラコンにパステルのピン、リップ、すべてが完璧。最後の決めポーズでカメラにアップで抜かれる時の目がなんかやばい。言葉で形容できないです。

'Peek-A-Boo'(2017) 
★★

ダーク初期。なんかこわ…と思ったのを覚えてます。映像自体の色味はパーソナルカラーで言うところのイエベ秋って感じであまり好みではないが世界観は好き。

'Bad Boy'(2018) 
★★★★★

レドベルの中ではこれが一番かもですね…ちょっと大人になったレドベル。少女性(処女)と女性性(セクシーさ)があからさまに明確に区別されてコントラストになっている。ギャップを極めている。

スタイリング:ブラックの中にピンク~紫~ブルーたまに赤の超大好物配色。最初にJK服でバスタブみたいなのに入ってるの最初に見たとき衝撃だった。スクショじゃ物足りなくてティーザー画像調べましたがすべて好きなのでリンク貼った。

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最強のカムバックステージ

これまたサムネからアイリーンさまがやばいよね。甘辛ファッションのクイーン(言葉にすると陳腐)


'Psycho' (2019)
★★★★★

これもティーザー画像の雰囲気ツボなのでBad Boyと同率一位。曲自体はBadBoyの方が好きだが…Psychoは最初のスルギの高音でがっつりつかまれる。もう少女推しはなしで、女性としての魅力でほぼ完成している。出てくるイメージの単語は気品、かわいらしさ、可憐、危うさ、儚さ、華やかさ、狂気。

映像:少女時代のMr.Mr. にフェードをかけたような質感。これまた白黒、ブルー、ピンク、紫、赤ともう私の好物の色。

スタイリング:Psychoは、スタイリングが神ってると思う。メイクも衣装も攻めているのにがっちりはまっていて本当にすごいと思う。モノにするメンバーもスタイリストもマジでプロなんだろうなと。さっきのIce Cream Cakeは頑張ればコスプレとかできるけど、ここまでくると真似とかできないなというレベル。というかメンバーそれぞれの個性と雰囲気ありきの成立の仕方なので唯一無二の姿が映像に収められている気がする。

私が衝撃を受けたのはこの超どす黒リップがメンバー全員にあっているということ。ティザーにないのでスクショった。

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並べてみると迫力。個人的にはウェンディの濃いアイシャドウとジョイの三白眼×雌雄眼なこのスクショは超好き。このアイリーンさまのうるんだ瞳も一国を滅ぼしそう。

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そしてダンスシーンのこっちのスタイリングも好きです。これは一番普通のちゃんとカワイイ、モノクロでZARAな感じ。

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こっちの方は、リップ超薄めなんですがおそらくアイブロウも超薄くして人間味を無くしてるので雰囲気は一貫してるんですよね。すごい。


第一弾終了!

ひとまずこんな感じでしょうか…自分が好きなものは具体的にどういうところが好きなのかを知りたかったので書いてみましたが以外とメイクとか色にこだわりがあるみたいですね。。笑 
第二弾も、ほぼ服装とメイクの話かもしれません… もう少しショットのつなぎ方とか撮り方も気にしてみたいと思います。。

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