水は蓄電池!ハイブリッドな水力発電の明るい未来!!

クリーンエネルギーに対する関心が高まる中、私たちは新技術に注目しがちですが、日本にはダムという資源があります。ダムは水力発電だけでなく、防災という機能があるため、老朽化しつつあるダムを新たな技術で活かす展望をひらかなければなりません。

揚水式ダムの発電所は、日本に多く存在します。この方式は、上流ダムの水を放流して発電し、余剰電力がある時に下の貯水池から水をポンプで上へ送り、繰り返し発電するというものです。

今後のポテンシャルとしては、下の貯水池に水素エネルギーの生成プラントや、余剰電力の蓄電所を設けることで、さらなるエネルギーの有効活用が可能です。水素エネルギーは、触媒技術で安価に生成できる見通しがあります。またエネルギーグリッド最適化など、複数の最新技術をハイブリッド化することで、大規模でクリーンな電力を安定的に供給できるでしょう。

また、揚水式ではないダムについても、機能拡張する技術開発が進んでいます。日本の高い技術力で、既存のダムの価値を高め、持続可能なエネルギー供給に貢献することができます。日本は水資源が豊富なので、「水からクリーンエネルギー」こそが本流であってほしいと期待しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?