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古代の失われた図書館と秘密文書

 古代の巨石建造物の建築法は、いまだ解明されていませんが、超古代に人類が持っていた技術につきない興味があります。失われた知識はどこかに保管されているのでしょうか。それを再発見する日が来るでしょうか。

世界の失われた図書館

アレキサンドリア図書館

歴史上最もよく知られている 失われた図書館。BC3世紀のプトレマイオス朝、エジプトのアレキサンドリアに創設され、3世紀にローマ帝国に破壊されたと推定される。

ナーランダ図書館

 インド北東部ビハール市に、かつてナーランダ仏教僧院および大学があった。 5 世紀から 700 年間、仏教修行・研究の中心地して繁栄し、チベット、中国、ギリシャ、日本、スリランカ、ペルシャなど、世界中から学者が集まった。西遊記でおなじみの三蔵法師もナーランダで15年間、仏教研究を行った。仏教経典だけでなく、数学、天文学、錬金術、解剖学を含む蔵書が500万冊あったという。12世紀に侵略を受けて消失した。

コンスタンチノープル帝国図書館

 トルコのイスタンブールは、かつてビザンチン帝国の首都だった。古代ギリシャとローマ時代から受け継がれた10万冊以上の蔵書が、15世紀には戦災により消失した。

コルヴィナ文庫 Bibliotheca Corviniana

ルネサンス期、ハンガリー王マーチャーシュ1世によって、ギリシャ語やラテン語の書物が収集され、当時ではバチカン図書館に次ぐ規模を誇った。16世紀にトルコの侵略を受けて貴重なコレクションは散逸し、650の写本を残すのみとなった。

 これらの図書館について加筆し、バグダッド図書館の記事を加えたマガジンを発行しました。(2023年4月25日)

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