大森靖子ちゃん

友達のnote読んだら書きたくなったから、今日は、女神 大森靖子ちゃんについて、ちょっとだけ。(長くなるかも)

結構じぶんは初見嫌いしてしまう。本当に良くないと思うけど、何回きいてもハマらなかったり、何回もライブ見てやっとこハマったりがあるから、好きになるのはタイミングなんやなと思い、流れに任せてるのもある。もっと早く出会っておけば、と本気で後悔する時もあるけど、でもやっぱりあの時の自分じゃ好きになれなかったな、に落ち着く。

なので、炎上の多い大森靖子ちゃんは、恥ずかしながらアンチでした。結局それはネットの上辺でしか靖子ちゃんという人間とアーティストを見ていなかったこと、人気の曲がポップめで普通に音楽も刺さらなかったこと、聞かず嫌い+女アーティスト嫌いの、3つが重なってたから。
女アーティスト嫌いは、シンプルに嫉妬です。だから逆に好きになると、凄すぎる!と神格化してしまいがち。対極しかない。面倒臭い自分。

何でハマったかというと、「21世紀の女の子」という映画をなんでか見て、それは色んな監督さんの短編集で、全部おんなのこをテーマにしたような映画で、そのEDが大森靖子ちゃんの「LOW hAPPYENDROLL --少女のままで死ぬ--」feat.平賀さち枝
映画自体も良かったし、この曲がめちゃくちゃ良くて、曲で好きになって、そこからはめちゃくちゃ早かった。
ちょうどタイミングも良くアルバム「Kintsugi」が出て、これがまた自分の好きな感じの暗かったり悲しかったりした曲があって、大森靖子ってこんな曲もあるの!?イメージと違う!?と固定概念が壊されたのが、「夕方ミラージュ」「えちえちDELETE」この2曲はいまだにかなりトップを張る曲
アルバムのインタビューなんかもちょろっと読んだりしたら、もう一目読んで、あ、この人やばい!分かってる人だ!ってなった。何をと言うのは難しいけど、あえて言葉にするのなら、スピリチュアルになるけど、世界とか生死とか人間とか、とにかくめちゃくちゃ賢い人だ!ってなって、そこからは、ママと2人でハマりまくって、靖子ちゃんの過去に出した本も全部買った。

アイドルも好きな自分は、ZOCにハマるのも時間の問題でした。こちらもタイミング良く、人生で1番推したアイドルになった 巫まろちゃんも入りたてで。コロナ真っ只中、追いかけまくった。

少し話は脱線するけど、いつも一緒に口にするHyugaくんというアーティスト、のお客さんが亡くなった(自分も会えば喋る程度の関係性)、その事もふまえたYouTubeがあがって、なんで自分の曲をきいてるのに死ぬんや、なにをきいてたんや、のようなことを言っていて、靖子ちゃんからもこんなニュアンスの言葉めちゃくちゃ似ている言葉をきいたことがあって、また胸を打たれた。

本当にそうで、大森靖子ちゃんやHyugaくんを好きで、曲を好きなら、死ぬことはない、死ぬのを選ぶのは違うことは、本当にそう。
適切な言葉が出てこない。
自分は未熟すぎて、こんなに好きなのに、大森靖子ちゃんの歌詞や言葉が、非常に難解な時がある。MCも、いつも耳と脳を研ぎ澄ませてフル回転できいてやっと言葉になる程度。読み解いて噛み砕いで飲み込む、までは至れてないのが現状。ママは賢いので、本当に分からない時は聞いたりしている。悔しい。
自分で解りたい。
でも、わからないから死んじゃうのかな。

死にたくなった時は、「ノスタルジックJ-pop」の「あんな奴に殺されるのはちょっとダサいからスーサイドやめた」の言葉を祈りにみたいに頭で反芻させてる。

けどライブの瞬間だけは、ちょこっと普段より分かる。この為に生きてるなって思えるし、女神ちゃんみたいな靖子ちゃんが居るこの時代に一緒に生きてるのってめちゃくちゃ奇跡。
でも日々の、嫌な事で心が削れてくのも現実。ライブに行って音楽聴いて、キラキラになった心もまた澱んでく。
でも、だからまたライブに行く。新曲をきく。

靖子ちゃんの活動量パないから、置いてかれないようにしなきゃね、まず体力つけようか。

って感じで、自分の中で靖子ちゃんは女神ちゃんになりました。
次のバンドセットツアーは、万チケなのでとっても楽しみです♩

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