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25 分おきに 5 分、2 時間おきに 15 分休憩しよう

ちょっと間があいちゃったけど、前回からの続き。

ヒント2: 25分おきに5分、2時間おきに15分休憩して誘惑への弱さを逆手にとる

リモートワークをはじめたとき、いちばん困るのは、誘惑が多いことじゃないかなと思う。

自宅には、じぶんが余暇を自宅で過ごすときに必要なものはなんでも揃っている。冷蔵庫もあるし、お菓子もあるし、タブレットもゲーム機もある。なんなら寝具もあるし、酒やタバコが好きならひとなら、きっとどっちも潤沢にあるだろう。

だから、「誘惑が多すぎて自宅だとしごとに集中できない」というひとはけっこう多いと思う。とくにやりたくないタスクとか、むずかしいタスクに手をつけはじめると、いやだなあ、逃げ出したいなあ、という気持ちになって、ちょっとだけ休憩しようとか、ちょっとだけお菓子つまもうとか、それがいつのまにか1時間、2時間にのびてしまう、というのは容易に想像がつく。

だから逆に「続けてやる時間はこれだけ」、「これだけやったら休憩する」というちょっと短めの「集中時間」をじぶんで決めてしまうとダラダラしなくていい。

有名な「ポモドーロ テクニック」というのがそれで、このテクニックでは、「25分だけ仕事して5分休む」という方式をとる。「人間の集中力が続くのはだいたい20分とか25分ぐらい」という経験則にもとづいた時間らしい。ただ、「仕事時間を何分にするか」はだいぶ個人差があるから「25分も続かない」と思ったら遠慮なく「15分と5分」など短めにしたらいい。コツコツ音のなるキッチンタイマーを使ってもいいし、アプリストアで「ポモドーロ」を検索してもいいし、ポモドーロテクニックをフィーチャーしたタスク管理システムを使ってもいい。

わたしは自分個人のタスク管理はポモドーロ タイマーを実装している KanbanFlow というwebサービスを月額課金(※1)して使っている(カンバン方式でタスクを管理するwebサービスで、基本的な機能だけでよければ無料で使えるので、試しに使ってみてください)。時計のコチコチ音は邪魔なら消せるし、それがないと集中力が続かない人は有効にできる。休憩時間と休憩時間の終わりにはチャイムが鳴る。その間にコーヒーを入れたり、トイレにいったり、ちょっとストレッチしたりして気分転換する。

あとは、「ご褒美休憩」を入れるのも大事。会社でもお茶を入れるスペースやトイレなどで同僚と話して時間がすぎることがあると思うけど、そういう時間を「ポモドーロを4回やったら4回目の休憩は長めの15分休憩」というかんじで入れていく。昼休みはとうぜん、これとはべつにちゃんと1時間とる。

ということで、「システマティックに就労時間に区切りをきっちり入れていく」というのは大事です。これでだらだら仕事したり、変な時間にしごとすることがなくなるので、結果的に短時間で高いアウトプットができます。

※ このサービスに月額課金している理由は、たまたま自分が部署や会社をまたがる仕事が多いので、有料にだけある「スイムレーン」とよばれるプールのレーンのようにタスクの種別や部署など意味のあるまとまりごとに区分けできる機能を使って「どの部署との仕事に何時間使っているのか」を管理したいから。

>> 続きはヒント3: 『始業時間、就業時間をきっちり守ろう』

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