生徒に気づいてもらうためのフィードバック

今日、一人で入った飲食店で、角ハイボールを頼んだとき「(お酒を)ソーダで割ってもらえますか?」とお願いしたら、「ハイボールはウィスキーをソーダで割ったものですよ」とちゃんとつっ込まれました。


本日は、フィードバックがめちゃくちゃ大事というお話を簡単にさせていただきます。


塾の生徒に国語の記述問題を解かせてみると、
はじめは書き方がわからなかった子どもも、
丁寧にフィードバックを繰り返していくと、
あるときコツを掴んでふと上手にかけるようになります。
早いと4ヶ月、週に1度の授業でも成果がでてくる子どもがいるんです。
国語だけにしぼると、生徒数は100人もいかないので、
限られた視界の中でしか言えないのですが、
急に伸びる子どもに共通している授業の受け方はあります。
それは、講師のいうことを徹底して吸収しようとする向き合い方に
違いがでてくるなあと感じています。


大切にしたいのは、フィードバックの中身です。
この先生は、目がいくつついているんだろう?と
生徒が武者震いをするくらい、
360度全方位的に見てあげることが、生徒に最高のプレゼントになります。
ミスはただ並べるのではなく、
完璧な解答が先生のあたまの中で描けていて、
生徒に透視図を見せるような構造的な説明をすると、
よく理解できるようです。
まだ全体を理解できなくても、生徒なりにつかんでもらうことができればいいです。


教師に限ったことではなく、リーダーや上司の立場の人が誰かに伝えるときにも、相手をよく見ることが大事なのだなと痛感しました。




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