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ダスカロスの言葉(2016.11.18)

「霊的な成長に最も害をもたらすのは急ぐことです。
忍耐と中庸こそ基本であり、真理の探究とは誤った思考と行為をあるべき姿に転換していくことでもあります。これこそ最も貴重な学びなのです。」

「人間には努力を重ね一歩一歩自分の足で霊的成長への道を上っていくよりも、”偉大なる誰か””素晴らしい教え”を信奉して付き従うことを欲する傾向がある。しかし、それでは依存心が強まるばかりで本人の成長は阻害されてしまう。」(ダスカロス)

ダスカロスは地中海に浮かぶ島キプロス出身で、ヒーラーとして広く知られている。
・決してすべてを鵜呑みにしてはいけない。
・無批判に信仰する者より、理性的な無神論者の方が神に近い。

彼自身は決して神や宗教を否定していたわけではなく、純粋に人々を救いたかった、人々の救済のみに人生を捧げていたかったのだと思う。
私もかつて宗教ジプシーを体験して、いろんな宗教の信者と接したことがあるけれど、誤解を恐れずに言えば、羨ましいくらいに幸せそうな人を見たことがなかった。言い換えれば、熱心に宗教を信じているからといって、自身の生きる上での課題や困難が大いなる力でなくなるわけでは決してないということ。

ひとつの宗教を信仰するということは、その思想を史上最高のものとしなければならないことになるので、私は哲学的興味のみで宗教を遠くから眺めることにした。

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