勝手に鉄道検定:172問目
ご覧いただきまして、ありがとうございます!
「勝手に鉄道検定」の記事は、2部構成となっています。
・問題の「出題」
・前問の「解答・解説」
この記事では、下記の内容をお伝えします。
・問172の「出題」
問172 : 週末パスの制約事項
・問171の「解答・解説」
問171 : 週末パスで利用できない路線
問172の「解答・解説」は、明日更新される記事をご覧ください。
「勝手に鉄道検定」の問題一覧は、こちらの記事にまとめています。
問172の「出題」
【問172】「週末パス」の制約事項として、正しいものはどれか?
1. 新幹線・特急は利用不可
2. 祝日は利用不可
3. 発売は利用日前日まで
4. 使用前でも払戻不可
問171~問180のテーマは、「週末パス」です。
関東甲信越や南東北をお得に旅できる週末パスのルールや利用できる列車を問題にしていきます。
出題範囲は上記リンクにもあるJR東日本の公式ページと下記の記事です。
公式ページや記事は、問題を解く前に見ても後に見ても良いと思います。
みなさん自身に合った楽しみ方をしていただければ幸いです!
明日12/9(水)の11:45頃までは、Twitterにて実際にご解答いただけます。
現在解答できる鉄道検定のツイートは、固定ツイートに設定しています。
https://twitter.com/cosine_travel
問171の「解答・解説」
正解は、「2. JR大湊線(青森県)」です。
青森県は週末パスのフリーエリア外であり、大湊線もご利用になれません。
週末パスでは、関東甲信越や南東北のJR線や一部の私鉄線が利用できます。
この地図は、GoogleMyMapsの機能を用いて自分で作成したものです。
ピンを立てた場所がフリーエリアの境界駅です。
線で描画されているものは利用可能な私鉄線です。
週末パスはJR東日本によって発売されるフリーパスなので当然ながらJR線も利用できますが、描画すると煩雑になるので地図上では省略しています。
路線が分かりやすい形で描かれたフリーエリアのマップは、JR東日本の公式ページでもご覧いただけます。
選択肢にある路線で、山手線、北越急行ほくほく線、伊豆急行線は週末パスのフリーエリア内です。
フリーパスと聞くと旅先で購入するイメージもあるかもしれません。
しかし、週末パスのフリーエリアは非常に広いです。
首都圏にお住いの方が甲信越や東北地方の南側を旅行する際には、旅先のみならず家の近くを通る路線もフリーエリアに含まれます。
山手線だけでなく京浜東北線や中央線、総武線など通勤に使われるイメージのある路線も週末パスで利用できます。
具体的な路線名を挙げると「この路線は使えないのか?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
具体的な路線名を羅列すると非常に長くなるので割愛しますが、関東地方は基本的に全てのJR線がご利用いただけます。
関東地方に限りますが、都県単位でフリーエリアについてまとめました。
【全てのJR路線がフリーエリア内の県】
群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、千葉県
【一部のJR路線がフリーエリア内の都・県】
東京都、神奈川県
※東海道新幹線、御殿場線は利用不可
東海道新幹線と御殿場線はJR東海の路線なのでご利用になれませんが、それ以外の路線であれば関東を走るJR線は全て週末パスのフリーエリア内です。
JR線からサフィール踊り子などが直通する伊豆急行線や、一部区間でJR線に直通する北越急行ほくほく線も週末パスのフリーエリア内です。
このように、JR線と私鉄線を直通する列車もシームレスに楽しめる点が週末パスの大きな利点の1つです。
JR線のみが有効のフリーパスですと別途で私鉄線の運賃を支払う必要がありますが、週末パスではその必要はありません。
青森県を走る大湊線はJR東日本の路線ですが、週末パスは利用不可です。
のってたのしい列車「リゾートあすなろ」も走りますし、大湊駅にはヒバの良い香りが漂います。
※上記のツイートは「さんりくトレイン宮古」のものですが、車両は大湊線を走る「リゾートあすなろ」と同じです。
週末パスはご利用になれませんが、三連休東日本・函館パスならご利用いただけます。
3連休には是非、こちらのフリーパスで東北旅行をしてみてください!
※再度の注意ですが、週末パスでは青森県を旅行できません。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
明日以降の「勝手に鉄道検定」も、よろしくお願いします!
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