見出し画像

シモキタFABコーサク室で「ロボット同好会(仮)」始めます

突然ですが、シモキタFABコーサク室で「ロボット同好会(仮)」を始めます。「ロボットを作りたい」「ロボットが好き」「ロボットに興味がある」「ロボットについて知りたい」など、好きと興味がある人なら、子どもも大人も、学生も、企業や学生サークルなども、大歓迎です。

●シモキタFABコーサク室「ロボット同好会(仮)」とは?
小学生から大人まで、ロボットを自作し、いろいろなツールを試したり、ロボコンに参加したり、みんなでロボットを好きに楽しむ会です。
<何をする?>
・ロボットをつくる
・ロボットを動かす、さわる
・ロボットで遊ぶ
・ロボットを知る、学ぶ
・ロボコンを企画する、ロボコンに出場する
<利用するツール>
ロボットの制御には、ロボット製作が初めての人や子どもでも直感的に使えるプロトタイピングツール「VIVIWARE CELL」をメインツールとします。他にもmicro:bit、Raspberry pi、MESHなどさまざまなツールにチャレンジします。持ち込み大歓迎です。
<参加対象>
小学4年生以上〜おとな
<最初の活動>
VIVIWARE CELLを使って動かす、自分のロボットを作ります。
<参加方法>
まずは、コーサク室で製作したロボットの操作体験DAYに、ドロップインで遊びに来てください。作ってみたいという人は、「ロボット製作はじめの一歩ワークショップ」にご参加ください。設計・製作・制御(プログラミング)まで一気に経験いただける内容です。これらを経験いただき、楽しい、やってみたい!と思っていただいたら、コーサク室の会員になって同好会にジョインください。

ところで、冒頭に「突然ですが」と書きましたが、この「ロボット同好会(仮)」を立ち上げたい、と考えたのは、もちろん理由があります。

技術・デザイン・遊び ロボットって楽しい

コーサク室を部室のように愛用してくれているものづくりサークルの大学生たち。「ロボット作って一緒にロボコンに出ようよ」と誘ったら、子どもたちのロボット製作をサポートしてくれながら、気づけばこんなロボットができあがっていました。この姿、見ているだけでも、ちょっとワクワクしませんか? 
プログラミングや電子工作の知識や経験がない人にとって、ロボット製作は難しそうなイメージがあるかもしれません。でも、自分の「好き」「楽しい」「やってみたい」を入口にしたチャレンジは、難しいことでも楽しく乗り越えられるものです。
コーサク室は、ロボット教室ではありません。サポートをする人はいても先生はいないのです。そんな環境で、小中学生も大学生も大人たちも、知識や経験をシェアし合いながらコーサクしていたら、こんなに素敵なロボットができたのです。とっても嬉しくなりました。こんな風にロボットを作り、ともにロボコンを目指す人たちがもっと増えたら、かなり楽しそうです。大人も子どもも、ロボットサークルなどロボットを楽しんでいる団体の皆さんも、ぜひコーサク室に遊びに来てください。

▼キャタピラーまで自作のタンクドーザー(文末に動画があります)

画像1

▼キノコを引っ張ってチョコチョコ歩く姿が可愛いキメランドビートル(文末に動画があります)

画像2

「コレ、ちょっと試してみて」 はい、喜んで!

こんなふうにロボット製作をしたり、いろんなものづくりを楽しむコーサク室の日々を発信していたら、「これ、ちょっと使ってみてください」と自社プロダクトをお持ちくださった企業さんがありました。興味津々で群がるコーサク室の面々。
コーサク室での活動は、ほんの小さな世界です。子どもたちや学生、大人たちが、世界中にある素晴らしい技術やプロダクトに出会う機会が増えれば増えるほど、皆の経験と学びはどんどん豊かになります。そんな私たちの経験が、プロダクトをもっと良くしたり、使い方を広げたりすることにお役に立てるならば、こんなに嬉しいことはありません。
だからこのロボット同好会には、ちょっと試して見て、というプロダクトやサービスをお持ちの企業の方々にも、ぜひ参加していただきたいと思っています。

画像3

自分で決める、みんなで機会を創り出す

シモキタFABコーサク室では、自由にロボットを製作しVIVITA ROBOCONに挑戦するプロジェクトを開催してきました。

画像4

このプロジェクトでは、ロボコンというイベントに向かってロボット製作をするのですが、同プロジェクト内で、私たちはロボコンを数回行ないます。2019年のプロジェクトでは「地域イベント内でロボコン開催→主催ロボコン→全国大会ロボコン」、昨年は「オンラインロボコン→企業共催リアルロボコン→国際ロボット展でのロボコン」というように、プロジェクト期間中に3回ものタイプの違うロボコンの舞台がありました。

画像5

実は、最初からすべてを計画していたわけではありません。計画段階で決めていたのは1回のロボコンのみ。みんながロボット製作に夢中になればなるほど、チャレンジの機会が新たに創られていくのです。不思議な好循環ですが、それはきっと、次のようなことを大事にしながら活動してきたからこそ、起きてくれたのではないかと思うのです。

 シモキタFABコーサク室ロボコンプロジェクトが大事にしていること
①技術や知識がなくても、小学生から大人まで、みんながゼロからロボットを自作する
②改造もデザインも操作戦術も、自分で決める、どんどんやってみる
③サポートはあっても先生はいない。学びと経験をシェアし合う
④プロセスはあってもカリキュラムはない。ゴールは自分で決める
⑤ロボコンは自分との戦いの場。自分と向き合う最高の機会にする

シモキタFABコーサク室「ロボット同好会(仮)」
お問合せ

ここまでお読みいただいて、ありがとうございます! もし興味をお持ちいただいたなら、ぜひ、コーサク室にいらしてください。いちばん気軽なのは、ロボット操作体験DAYに遊びにきていただくこと。まずは作ってみたい、という人は「ロボット製作はじめの一歩ワークショップ」にご参加くださると、雰囲気を掴みやすいと思います。コーサク室でお会いしましょう!

▼ロボット、こんなふうに動きます





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?