文化・経済・心の3つのバランスを取ることの重要性を考える
同志社大学のビジネススクール時代の恩師・村山裕三教授から教わったことの大事な要素の一つに「文化性と経済性」のバランスを取ることがある。これは、工芸などの地場産業が持続的な仕組みを確立していくときに考えるべきことを示している。つまり、経済的にしっかりと収益を上げて人材を確保・育成したり、必要な投資を行っていけるようにすることと、その際に地域およびその産業の軸となる「文化の芯」を失わないようにする(=「文化ビジネス」と呼称)ことの重要性を意味している。
「文化の芯」を失って「経済