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お茶はじめました_師走(12月)

12月2日
月が変わり、昨日から急に寒くなった。
線を引いたように、と誰かが表現していて気に入っている。
楽しみにしていたお茶のお稽古なのに、なんとなく気が重い。
ここ数日の天気が曇天だったり、思ったように進んでいない仕事とか、それにまつわるタイミングだったり、バイオリズムのせい。
(月謝のために両替しようと思って早めに家を出たが、2件まわって2件とも5千円がなかった。こんな日もあるのだネ、、)

今日は先輩2人が先に濃茶のお稽古をされていて、そこに加わらせて頂いた。そして私もついに今日から濃茶デビューの日なのだ。
正直なところ、濃茶より薄茶の味の方がいまは好き。だって濃いんだもの・・。将来的に変わるだろうか?

小雪|末項 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
橘の実が黄色く色づき始める頃となりました。
橘とは、日本に自生する日本固有の柑橘類「ヤマトタチバナ」のことですが、古くは柑橘類を総称して橘と言っていました。その葉は枯れることのない常緑樹であることから、めでたいものとして扱われ、平安時代から御神木として宮中などに植えられてきました。橘は、いつも変わらないことから永遠の象徴とされ、家紋や文化勲章のデザインとしても用いられています。

お軸:時不待人(ときひとをまたず)
時間は人を待ってくれない。いまこうして生きていることは、只だ事ではない。何故ならばそれは無常という素早さの中にあるからだ。時間は人間がその中で立ち止まることを許さないのだ。どうして迂闊に毎日を送ることができようか。
(・・ほんとうに待ってくれん。こわいわ・・)

お菓子:銀杏
路上を美しく染める銀杏の様子だそうです。

銀杏(先生のHPより)

濃茶になると色々と作法が変わる。
まずは袱紗の四方捌き。
先輩の作法を見ながら(このあたりのシフトの組み方が中村先生いつも凄すぎる)袱紗を持って練習・・。四方を清め、世界を清めているのだそう。壮大だ!

いつも真のご挨拶をするところでしなかったり、途中で挨拶が入ったり、中蓋と言って釜の蓋を途中で閉じたり・・と手順が色々変わる。薄茶の手順もアヤフヤなのにさ 笑

できれば薄茶をもう1年くらいずーっとやっていたい。
けど、予定調和じゃないことがお茶のおもしろさだなと思っている。
出来ないのが楽しい。
(予想を超えて出来なくてウケる)
ただし予習をきちんとやっていけば、ある程度はできるのでより楽しくなる。

そして難しいのがお仕覆の結び方。何度かやればラッピングと同じくできそうだけど、家に代用できそうなのが無いので練習できひんやん。

●お茶 なんとかの昔・・むかし、とつくのは濃茶が多いそう。
●お仕覆 菊のなんとか
●お茶碗 なんとか黒

(なんとかの部分はあとで調べよう↑)

いつの間にか2時間半が経っていた。
もう少し居たかったけど(薄茶もやりたかった)このあと仕事がある。

最近は茶を学びたい!という気持ちと仕事のスケジュールとのバランスを取ることが難しい。
でも茶をやることは超俯瞰でみたときに私のインテリア人生に大きく作用すると感じている。

こういう時にどっちかを辞めたくなる人もいるだろう、、
めげずにボチボチやっていきたいと思います。

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