お茶はじめました_長月(9月②)

9月の頭に先生から社中LINEがあり、
お茶会の情報をご連絡頂いた。

茶人の秋は忙しい、とのことで初心者でも参加可能な茶会が各地で開かれているそう。
その中に根津美術館で行われる茶会の案内があり、杉本博司さんが茶席を設ける会があるらしい。

行ってみようかな、と思っていることをお稽古で伝えたところ、「お一人なの?でしたらご一緒しましょう」とお声がけ頂いた。
(先生も行きたかったがお稽古で受付に行けなくて断念していたところだったそうなのだ。)

1人ならいつもの如く浮いたり失敗しても知らんぷりなのだが、先生に恥をかかせる訳にはいかぬ。これは大変かもだぞ、、!
でも杉本博司さんとお会いしてお茶を頂きたい、根津美術館の茶席が見たいという好奇心が勝る。

さて受付の日。
朝から家事代行サービスで片付けをして、午後イチで向かう。
今時珍しく?直接美術館で申し込みをしなくてはならない。

キチンとしたセットアップで行ったけど、浮いてる(気がする、多分自分に自信がないから 笑)

運良く並ばずに希望通りの席がとれてホッとしていたが、受付中に大柄の袴のオジサンがバサバサうちわを仰ぎながら(この日は暑かった)後ろに並び、圧がすごかった。
漫画みたいで、袴姿は素敵なのにあまり美しい振る舞いに見えず、私は心の中でなんだか笑ってしまった。
東京の青山という少し異質な場所について色々思う。

兎にも角にも席は取れた。

お茶を初めて10月でちょうど1年、
初の茶会参加、良い機会を頂けて嬉しい。


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