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交通事故は全てを奪う

2023/8/14に交通事故に遭ってしまい現在は入院中というあり得ない世界へ放り込まれてしまいました。
事故に至った経緯はここではあえて触れませんが、私のSNSを辿って下されば幸いです。
左足のくるぶし両側を骨折してしまい、自力での歩行は困難になり、友人が車椅子を借りてくれて、松葉杖と両方で入院まで何とか自宅で過ごしました。
全国的に記録的な猛暑で札幌でも36.3℃と記録更新です。

ハシブトガラス:青信号

人生初の車椅子生活を始めて、今までとは違う視点で世の中の動きを目の当たりにしました。
健忘禄として記録してこうと思った次第です。
興味のない方はここでスルーして下さいね。

ハシブトガラス:黄信号

日頃から車椅子を見かける機会はあるけど、正直そんなに意識をして生きてはいませんでした。
スロープがあったり、みんなのトイレなど普通の光景でしたが、自分が実際にそれらのシステムがないと全く身動きが取れない状態になり、ありがたさを感じた半面、ちょっと生きにくいねという感情が沸き上がったのも嘘ではありません。

ハシブトガラス:赤信号

多分後付けと思われるスロープの場合だと曲がる角度が直角に近く、更に狭くてとても一人では上がれませんでした。
電動でも厳しいかなと思いました。
スロープを上がっていざ入口に到着するも、足場が狭くて進むのが大変なところもありました。
介助者なしではどこにも行けないのだと違った意味で太鼓判を押された気分でした。
あとボコボコとした歩道も非常に振動が強くて、私のように骨折していたら痛みが厳しかったですね。
ボコボコした歩道は自転車でもストレスですけどね。

ハシボソガラス:暑い

友人と某ファミレスでランチをしようと入った時のことです。
車椅子で入っても快く案内してくれました。
しかし問題はその後に勃発です。
折りたたんだ車椅子を見て「ここに置かれると通行の妨げになるので、レジで預かります」と言って撤去されてしまったのです。
私はドリンクバーも注文したので、自分で飲みたいドリンクを選びたいと思いました。
そのことを告げると「ご一緒の方に持ってきてもらって下さい。メニューはここに書かれています」と実に思いやりのある言葉が返ってきた。
メニューの数とドリンクバーを見比べても明らかに全ては書かれていないのは一目瞭然だった。
たくさんあるメニューをどう選べっていうのでしょうね。。。

ハシブトガラス雛:瞬膜

でもやっぱり腑に落ちなくて、別の店員にも言ってみたが回答は同じだった。
もうどうでもよくなりそろそろ帰ろうとしたら「上司に確認を取ったら置いても大丈夫とのことです。真横ではないですがどうぞ置いて下さい」と言いに来たのです。
2人目の店員の方が優秀だったということである。
交通事故で足の自由を奪われて、代わりをしてくれる車椅子まで奪われたら溜まりませんね。

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