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自分がとる行動はすべてお金が関係する

私たちの日々の行動が、直接的にも間接的にも、金銭という形での影響を及ぼしていることは否定し難い現実です。私は会社員としてのキャリアを通じて原価低減の理念を追求し、効率化と無駄の排除に尽力してきたつもりでいました。しかし、安定した収入源がまだない現在の私にしてみれば、当時の考えは甘かったと認めざるを得ません。

時は金なり

具体例を出して説明していきます。

私は普段、おむすびチャンネルでライブ配信をやっています。その中で、観光地を訪れるお散歩配信があります。会社員時代の私は、自分の行きたいところやリクエストがあったところに行って皆で楽しくやれればいいという考えでした。
しかし今考えてみると、その準備には目に見えない多くのコストがかかっています。具体的には移動に必要なガソリン代から、人件費、必要な配信機材の購入やメンテナンス費用、そして動画の編集に至るまで、費用は多岐にわたります。これらのコストを具体的に把握し始めると、配信という行為がいかに金銭的な投資を伴うかを痛感します。
一方で、視聴者にとってはこれらのサービスが無料であるかのように感じられ、気軽に楽しみます。そもそもサービスそのものしか興味はなく、そこに至る過程などどうでもいいのです。かくいう私もそうです。人の配信を見てお金や準備時間のことを考えたことは一度としてありません。

このような気づきによって、私の社会人時代の考え方がいかに甘かったかを痛感しました。当時の私は真剣に原価低減や無駄撤廃を語っていましたが、今の私が考える「コスト」に対する貪欲さは微塵もなかったと感じます。経営層の人や経営者たちからしてみれば、何をぬるいことを言っているのだと感じたかもしれません。一方で当時からこの考えを持てていれば、さらに大きな効果を出すことができたと思います。ですから、今後ビジネスを進めていく上で私には必要な時間と経験だったのだと感じています。

他にも一般に、お金持ちはケチだと言われていますが、これは単に財を築くためだけではなく、より賢明に、より真剣に生きていることの証だと思います。お金にシビアであるからこそ、お金がたまるのだと思います。
例えば買わなくてもいいお菓子を買うことや、必要のない場所には出向かない等たくさん挙げられます。あまりに徹底しすぎて生活がつまらなくなってしまっては元も子もないのですが、基本的な考え方としては身につけておきたいですね。

無駄な作業や、無駄なリソースの消費を避けるということは、ただ単に経済的な節約だけではありません。私の目指す中の一つに「SDGs」がありますが、持続可能な社会への貢献にもなります。そして、単に自分たちだけではなく、社会全体にも影響を及ぼすという意識が重要だと思います。決して大げさではないと思います。むしろ、それぞれの行動が金銭的な価値だけでなく、環境や社会に対する責任感を持って行われるようになれば、私たちはより持続可能な未来へと突き進んでいけるでしょう。

以上、Time is Money 時は金なり についての記事でした!

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