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「ハッピーエンドが書きたくて」お仕事偏愛日記。ユニバーサルデザイン美容室TRESSE.…

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「ハッピーエンドが書きたくて」お仕事偏愛日記。ユニバーサルデザイン美容室TRESSE. なんの武装もない攻撃力もない、無防備人間が体当たりする様が、あなたの気持ちをほんの少しほぐすことができたら本望です。 エンディングは未定…さて私の物語を終える時ハッピーエンドとなるのかいなか⁈

最近の記事

#10 パソコン原始人、ホームページをつくる

「お金さえあれば…」何度思っただろうか。 湯水のようにお金が湧き出るお財布があれば、想像に身を任せてなんだってできるのに。。。いや、違うな、なんだって(誰かに)やってもらえるのに、だ。。。 現実はオープンの一年前、ひたすらお金を貯めていた私は常に、開業にかかる諸々のことを、お金をかけずにできないのか?そればかり考えていた。なんでもかんでも安いもの一択!安いが正義!ギュッときつくお財布の紐を結んでいた。 お店をオープンするのには、ざっと見積ってみても、自分では手にしたこと

    • #9 そして、オープン

      開業準備編のラストは、「オープンしましたー!」で終わらないと締まりが悪いはずだ。 振り返ってみよう。。。うーん、アンタ泣きすぎやん!! 未来がどうなっていくかなんてわからないまま書き始めたお話だった。まさかこんなに涙を流しながら数ヶ月を過ごす展開になろうとは当時の私は知るはずもなかった。 書き残しておいて良かったのかもしれない。もうあんな気持ちになることは二度とないだろうから。数日前のことなのに振り返ってみて笑えてくる。しっかし、しょっちゅう泣いてんなぁ。あーーー、お恥

      • #8 明らかにオープン前で余裕のない人の話

        さて、オープン1週間をきった人はいったいどんな風に過ごしているでしょうか? 余裕のなさっぷりを書き残しておきましょうか。 今回のお話はいつか自分でみた時に、笑うためのものです。(←いや、アンタ書いてる場合じゃない、今、笑えてないから。) 余裕がない。 駅で誰かが落としただろうハンカチを、素通りした時、「あ、コイツ(私)本当に余裕ないな」と感じた。でも、戻って拾わなかった。「あ、コイツきてんな。」と思った。なんかごめんなさい。 気づけばミカンしか食べずに一日が終わる。

        • #7 物件契約後、ブルブル震える日々

          工事がはじめられない。 何にも生み出すことのないまま、ただそこにあるだけでお金だけがかかっていく、がらーんとした部屋。 物件をみつけた時は未来が見えたその部屋は、今とても暗く恐ろしものにみえる。 融資が受けられ、物件の契約が締結され、1000万円の責任と共に生きる道は、もう後戻りはできないのに。前進しか道がないのに、進むことができない。それは、ずっと追いこまれている感覚、何かが迫ってくる感覚だった。 物件の契約をしてから、すぐに始まるはずだった工事は行なわれず、1日1

        #10 パソコン原始人、ホームページをつくる

          #6 創業資金1000万円、融資決定までの実録2週間

          【1日前】 そうとう、気にしている。普段通りに仕事してるが、そうとう、気にしている。 なんせ、この1週間で2回夢をみた。着信アリ…「満額融資決まりました!」 ……夢かよっ! 今回は、やっとこれが正夢になる日までのお話。 融資審査前に立ちはだかる「信用」の壁したいことがあるが、お金が足りない!そんな時に手を差し伸べてくれるのが[融資]。でも誰にでもいくらでも貸してくれるわけじゃない。 「お金を貸してください!ちゃんとお返ししますんで!」とお願いし、「あなたちゃんと返

          #6 創業資金1000万円、融資決定までの実録2週間

          #5 関わった人間をアップデートさせていく仕事人との出会い

          今回のお話しは、私が出会ったある施工屋さんへのリスペクトを込めた。私はその人を「奇跡の施工屋さん」とよんでいる。 「プロフェッショナル」とは?きっと、御自身だけが知っている御自身の流儀がある。あえてそんなことは尋ねなくていい。ひとつひとつの仕事に垣間見える、細部に宿るその人の本気に、提供して下さる仕事に、こちらも誠意を持って応じること、私がするのはただそれだけだ。そう感じさせてくれる人がいる。 私がその施工屋さんを知ったのは、開業準備の本当に始めだった。スマホでの検索「美

          #5 関わった人間をアップデートさせていく仕事人との出会い

          #4 これが美容師の物件探しのリアルだ

          その人がどういう人がなのかは、何を言うかより、何を言わないか、それが大切なんじゃないかな。少なくとも私はそう思ってきた。ある人を通してあらためてそんなことを実感したお話。 今日は大切な瞬間を残したくて書いている(ガチ真面目な文章だ、多分そうなる)。ためになるような話を私は書けない。ただタイトルの通りリアルに書いている。同じように美容室開業に前進していく方々に、こんなこともあるよ、君も色々あるよね、でもやってやろうぜ〜〜と、語りかけたくて書いている。 お気付きだろうが、今都

          #4 これが美容師の物件探しのリアルだ

          #3 散財好きの遊び人が本気で貯金をはじめたら

          この話は少し恥ずかしい告白。 もし、このタイトルにギクッとなさったなら、そんなあなたに読んで頂きたいお話。そんなあなたの気持ちにギクッと刺さったものを、私の恥ずかしい告白を読みながら、最後に抜いて貰えると嬉しい。 お金の管理や貯金ということに対して自信が無かった、散財好きで貯金が0だった私でも、店舗事業を興す目前までお金が貯められた。だからあなたにも貯められる!大丈夫だ!と言いたいのだ。それが今回のお話を書くモチベーションとなったので、貯金が出来なかった過去の自らへの後悔

          #3 散財好きの遊び人が本気で貯金をはじめたら

          #2 物件探し、最短への裏技はないのか⁈

          結論、無し! あったら使いたい。(切実) もし何か店舗で事業を始めようとした時に、2番目に大切なもの、それは物件(1番はもちろんパッション)!そして大切であり大変なこと、それが物件探し! この記事を、今まさに物件探しにご苦労なさっている方、ご苦労の上で見つかった方が読んで下さっていたら…本当にお疲れ様です!すんなりクリアしたよという方なら…あなたはラッキーピーポーだ!人生大吉!おめでとう! てな感じで、もし他の方が物件探しをしていると聞いたなら、手を握って励ましたい程

          #2 物件探し、最短への裏技はないのか⁈

          ハッピーエンドが書きたくて〜開業準備編#1〜

          書き出しは、これ。 「なんで書き始めたのかを残しておこう」を書こう。 そう、なんせ忘れっぽい。昔のことはあまり覚えてないようなヤツ。スマホもすぐどっかに忘れてくるヤツ。そんなスマホが冷蔵庫の中に入っていたりするヤツ。ついでに飲み過ぎると昨日の記憶さえ失くすヤツ。 忘れるような話ならそれでいいのかもしれない。だけど… 髪を切るしかできない。そんな私が、目指したものを創り出すには、自分だけでは何にもできないと、何にも持っていないんだと、よ〜く、よ〜く思い知る日々。それが現

          ハッピーエンドが書きたくて〜開業準備編#1〜