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お絵描き心のリハビリ法

 最近、お絵描きスランプ気味です。2週間前まで超元気だった私のお絵描き心はどこに行ってしまったのか…。仕事が多忙で体調を崩しているのもあるかもしれませんが、それは2週間前も同じこと。限界突破したのかもなぁ。お絵かきソフトを立ち上げても、何も描けないんです。ぼんやりするだけ。どうしたものかと思っていたところ、実はこのスランプは過去に経験済みで、以前抜け出す方法を見つけたことを思い出したので、今回思ったことも加えて改めてまとめてみます。多分絵を描いてる方なら一度は経験することだと思うので、この記事がほんの少しでも、スランプに悩む絵描きさんのお役に立てたら嬉しいです(*^^*)

前提:アナログで絵を描く

 私が普段デジタルで絵を描いているからかもしれませんが、デジタル絵が描けないのであればアナログ絵を描けばいいじゃないって話ですね。以前書いた以下のnoteでも一部述べていますが、アナログ絵でリハビリするメリットは以下です。

・目が疲れない
 自明ですが、やっぱり画面を見続けるのは疲れます…。紙は目に優しいですね。

・デジタルより気軽で、未完成で終わりやすい
 当然のことを言いますが、デジタルだと、

パソコンを開く→お絵かきソフトを開く→絵を描く→名前を付けて保存する→お絵かきソフトを閉じる→パソコンを閉じる

というステップになりますが、アナログだと、

ノート(または紙)とペンを用意する→絵を描く→ノートを閉じるまたはしまう

で終わりですよね。これが地味に楽なんです。平日の仕事終わりでもできちゃいます。
 また、アナログ絵は比較的、未完成でも満足感が得られます。デジタルだとなんか「完成させなきゃ」って思っちゃうんですよね…。

・絵を残しやすい、振り返りやすい
 ノートに書いた場合ですが、開いてペラペラページをめくるだけで自分がどんな落書きをしたかすぐに振り返れます。デジタルだと投稿していない落書きはそのファイルを開かなきゃ見れないので、手間があります。まぁ探せば良いビューアとかありそうですが…。


さて、紙とペンを用意したら、何を描きましょうか。

…何も思いつかない?

そうですよね、スランプ中ですもの。
では、描くもの探しをしましょう!

1.ひたすら”好き”なものを描く

 もし「これを描くのが好き」「この部分だけ描きたい」というものが頭に浮かぶのであれば、それをひたすら描くことで”楽しい気持ち”を呼び戻しましょう!例えばひたすら顔だけ描いたり、目だけ描いたり、服だけ描いたり…。”好き”は究極の回復薬ですね。

2.ランダムお題ジェネレータを使う

 「何が描きたいかわからない…」という場合は、お題をもらいましょう。ページ上のボタンを押すと、登録されている単語からランダムで選んで表示されるジェネレータサービスがおすすめです。「イラスト お題 ランダム生成」とか「イラスト お題 ジェネレータ」とかで検索するといろいろ出てきます。例えば「色」とか「動物」とか「名前」とか「○○のキャラ」とか、テーマを決めているジェネレータもあります。
 私のおすすめは、テーマが決まっているジェネレータで1,2個のパーツだけ決めて、それに合わせてほかの要素を自分のイメージで付け足すといった使い方です。一から考えるより楽だけど全部決まっているより想像する楽しさがあるのでいいとこどりです(*^^*)
 以下は、ランダム生成するパーツを選べるこちらのジェネレータで「髪型」と「服装」だけを選んでランダム生成し、「ポニーテール」「ダウンジャケット」が出た時の落書きです。

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 もちろん、ランダムお題ジェネレータはスランプじゃない時も役立ちます。ネタが思いつかない時、1単語ジェネレータで出た単語をテーマに1枚絵を描くとか、色ジェネレータで出た複数の色を必ず使った絵を描くとか、楽しいですよ!
 ちなみに英単語ジェネレータなど外国語のジェネレータ+Google検索を使うと、単語の勉強にもなります♪(以下の過去記事で紹介した英単語のジェネレータは、なぜか記事内にリンクを貼り忘れており、そして検索しても出てきませんでしたのでなくなってるかも…。)

3.あえて苦手な部分を描く

 もう一つ、スランプ中におすすめのお絵描きが、「苦手な部分を描く」です。ポイントは、苦手だと感じる部分の描き方を調べる(または研究する)こと描き方のコツを知ると、人はやってみたくなるものです。この気持ちに便乗すると、どんどん描きたくなってくること間違いなし。コツを習得すれば、画力もUPです!
 「今練習すべきはどの要素だろう…」と悩む方は、2のランダムお題ジェネレータで出てきたお題で何か描いてみましょう。ランダム単語なので苦手なものがお題になることがあり、練習対象が見つかったりします。私はジェネレータでお題「ブーツ」が出た時に足元を描くのが苦手なことを思い出して、足や靴の描き方を調べて練習しました。

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4.模写する

 絵の練習の代表的手法、模写。練習になる、かつ構図とかを考えなくていいので疲れている脳にとっては楽です。ただ、模写対象を決めなきゃいけないので、何を模写するか思いつかない場合は2のジェネレータで単語を生成して、それを検索して模写するのもありと思います。先ほどの絵も、ダウンジャケットやブーツを検索して参考にしました。

スランプ=画力UPのチャンス!?

 スランプになった時にやってはいけないなと思ってるのは、

・何か1枚絵を描かなきゃ と思うこと
・うまく描かなきゃ と思うこと
・焦ること

です。
 スランプの時期は、何か完成させようなんて思っちゃダメです。義務感を持っちゃダメだめです。一部分だけとかラフだけとか、気軽に始めて気軽に終われる範囲で描きましょう!

もしかしたらスランプは練習にもってこいの、画力アップのチャンスタイムなのかもしれません。

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※SNSに載せるつもりなかったので、ガッツリ罫線の入ったノートに落書きしております(笑)

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by Coronet ~ひと描きしようぜ!~

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