VAERSとv-safeとCDC

新型コロナウィルスのワクチンが登場して、にわかに注目を集めているVAERS(ワクチン有害事象報告システム)。

私が知りたいのは、この治験ワクチンによってどの程度の副反応がでているのかです。

本来、副反応の全数を把握するために、アメリカのCDCではVAERSを活用し、新たにv-safeというアプリを導入していますが登録率はまったく100%に届いていません。

新型コロナウィルスのワクチンを接種すると、CDCはどのような経緯で副反応の状況がわかる仕組みになっているのでしょうか。

1.v-safeの場合

画像1

画像:https://www.businessinsider.com/cdc-to-text-see-if-covid-19-vaccine-is-safe-2020-12
https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2021-01/06-COVID-Shimabukuro.pdf

v-safeの登録方法
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/safety/vsafe.html

v-safeについて
https://www.dropbox.com/s/h5idggv1ia77fse/v-safe-information-sheet-508%20%282%29.pdf?dl=0

v-safe登録率
ワクチン接種後にv-safe登録をした人の割合はCDCの週刊レポートによると

v-safeレポート
2020年12月14日から2021年1月13日までの間に、v-safeは少なくとも1つの調査を完了した1,602,065人のワクチン接種者を登録しました。814,648(50.8%)がPfizer-BioNTechを受け取り、787,417(49.2%)がModernaワクチンを受け取りました。受信者の年齢の中央値は46歳(範囲= 16〜110歳)でした。1,106,656人(69.1%)は女性でした。ワクチン接種時に妊娠したと報告した登録者は10,825人(0.68%)であり、ワクチン接種後に妊娠検査結果が陽性であったと報告したのは262人(0.02%)でした。要請された局所的および全身的反応は、ファイザー-BioNTechおよびModernaワクチンの初回投与を受けた人の間で類似していた。注射部位の痛み、倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒が最も頻繁に報告されました(図)。登録者は、ワクチン接種の翌日には他のどの日よりも多くの反応を報告しました。Pfizer-BioNTechワクチンの場合、2回目の投与後の反応は最初の投与よりも頻繁でした。報告された発熱と悪寒の割合は、2回目の投与後の方が1回目の投与後よりも4倍以上高かった。

2021年1月14日時点でワクチン接種者は969万人~1200万人なので、13.4~16.7%がv-safe登録率の目安となります。

2.VAERSについて

VAERS(Vaccine Adverse Event Reporting System/ワクチン有害事象報告システム)はCDCとFDAが共同管理しています。

医療提供者の申告は「接種から特定の期間」に限り法律により義務付けられています。また、ワクチン接種をした人でも自己申告をすることが可能ですが、受動的な調査方法なので、結果的に、ワクチンの副反応報告は全体数の約1%とされています。

2020年12月14日から2021年1月13日の間にVAERS上では死亡者が113件あります。CDCの発表はほとんどVAERS上の死亡者の近似でありますから、少々乱暴ですが、単純に100倍が本当の死者数とみてもいいかもしれません。

つまり、ワクチン接種した人のうちどのくらいの死者数がでたかの全数調査はできていないことがわかりますので、CDCの発表をもって「死亡リスクは少ない」とはいえず、むしろ100倍した数値が一つの目安になるかもしれません。

CDCだからといって信用してしまう人も多いと思います。しかしながら、この辺りのカラクリはビル&メリンダ財団や多国籍製薬会社やグローバリストの思惑がモロに影響している可能性が高いと思われます。

ですので、本当のワクチンリスクを探るには、現代の世界情勢、多国籍企業群、グローバリストの知識が少なくとも必要で、自身の専門である分野しか見えていない医者や学者は「副反応は思ったより少ない」などと軽率に発言する可能性が高くなります(わざとか盲目的なのかはわかりませんが)。

その点、厚生労働省の方がまだ正確にデータを開示しているように感じています(2021年3月13日時点)。

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