なんとか

まだ早いと思いながら暖房のスイッチを押してしまった。それでも寒さが身に染みる。身体が痛む。先日車内でブレーキがかかった際にわたしはぶっ飛んだ。口も切れたがそこまで酷くなく、遅れて出てきたハロウィンおばけみたいにならずに済んだ。ノックダウン寸前であったが、なんとか3カウントくらいで立ち上がれた。痛みをこらえて何ともないフリをして過ごしていたがその後一体どうしたのかと思うくらいぼーっとした。あの時に打撲したであろう箇所と全く打った記憶がない場所もなぜか傷めている模様。見える範囲では骨折も多分ないでしょう、という事で良かったのである。レントゲンには腫れがうつっていた。我慢してヘラヘラしていたが酷くなってきて腹を括り苦手な病院に行ったのである。率直に疲れた。なぜか気持ちまで滅入ってしまっている。沢山食べて寝るのに限る、と思い沢山食べてよく寝た。今日行く予定だった場所に行けず少しいじけている。ここ数年を振り返って深く物事を考えていた。ぼーっとしていたらいつどこで死ぬか分からないわ。ピンチな時ほどひとは助けてくれないものである。

楽しいことや嬉しいこともハッピーになることもあったけれど色々複雑に重なって堪えた1年だった。わたしには生きてるだけで精一杯だ。その上で色々あって、人生詰んだ、みたいに思った。なんとかやってきた人間業もずっと馴染めないままだし向いてないな、とこの頃よく思う。せめて体力が欲しかった。工夫なら散々してきたつもり。検査の数値は毎度ビミョーなライン。プロテインに手を出したり体力が回復する漢方に手を出したが果たして。。

この間片付けをしたり整頓していた際に、昔の自分が未来の自分宛に書いた手紙が出てきた。色々書いていたそこに、『夢は叶いましたか?』と書いてあって涙が止まらなくなった。絶望していた頃のわたしが未来の(今の)わたしを知ったら更に絶望するだろうか。真面目に生きてきたけど、どうしたらよかったんだろうって思う。その時々で必死に生きてきたつもりだった。年相応じゃない事を叩かれ、会話を聞き返せばふざけてるのと叩かれ、あなたは迷惑だとか周りの人に悪影響だと怒鳴られ、鍛えれば変わると諭されるか病院へ行けと促されるか、その空気みたいな変な声どうにかできないのとか。良い方に捉えるにはわたしには無理があり、苦痛だと感じるそれらをスルーできたらいいのかもしれないけどスルーしきれないのである。すべてを真に受けてしまうけど無表情で耐えて家に帰ってから泣くので何も伝わらないよなと思う。でも、もし堪えてると知られてエスカレートしていったら、と思うと何があっても平気なフリをしていないと、と思うのである。余裕があれば知られても大丈夫と思うかもしれない。辛い事の方が多いけど、いつもありがとうだったり優しいとか良いキャラしてるとか信頼されている感じとか、言葉を多く交わさずとも歩み寄ってくれるようなそれらにわたしは救われてもいる。

もう穏やかに生きたいし平和に過ごしたい。あぁ、人間向いてないな、ってつくづく思う。人間辞めたい期。これが病んでいるとかではなく、周りの人と中々波長が合わないために定期的にやってくる。社会の役に立ちたいとか人を喜ばせたい気持ちまで否定されると辛くなってどうしようもない気持ちになる。わたしは周りの人を理解できるけど、わたしのことを理解できる人はいない気がして何というか孤独を感じる。

海外へ移住したいや。蜜柑があることや、お寿司屋さんがあることや、金木犀の香りがするこの国にも愛おしさを感じているけれど、1年中秋みたいな気候の国へ行きたい。人生はそんなに長くない。無くすものももうなければ守りたいものももうない。余生みたいに感じては、これじゃあだめだよなとも思う。したい事はたくさんあるんだけどアクセルとブレーキ両方全開で踏んでるみたいな状態。免許をとって車を運転して行きたい場所に行きたい。パソコンを買ってデザインや動画の編集をしたい。HummingBirdを買って綺麗な音で弾き語りをしたい。勉強したいこともある。これを書くといつ叶えられるんだろう..と気が遠くなってくるんだけど、なんとか踏ん張ろう、という気持ちにもなる。しかし、豚に真珠だろうか、、とも思ったりする。

とりあえず自然に癒されたい。のんびりと芝生の上でうたいたい(寒い)。

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