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東京に雪が積もったらしいぞ!ここで朝の様子を見てみよう…

雪って大人になると嬉しくなくなる。
あれだけ子供の頃は嬉しいものだったのに。
手を冷やしながらいびつな雪だるまを作っていた純真さはとうの昔に行ってしまった。

一つ考えられるのが、東京の雪があまりにも凶悪すぎるからである。
ドカ雪地方の人にとっては「こんなの大した事ないよ!」とか「雪かきが毎日ないだけでもマシ」とか声を荒げてきそうだけど。

大人の皆様が嫌いな東京の雪が凶悪なポイントはこれ。

  • 電車などの交通機関が止まる止まる。

  • クソ寒い

  • 路面が凍るので転ぶ

…などなど人それぞれ雪の嫌いなポイントがある。

ところで神楽坂をご存知だろうか?

名前の通り、坂の地形にある場所である。
その神楽坂付近の駅に「飯田橋」という駅がある。
ちょっと地形の様子が想像できない方に簡単に説明すると、地下鉄からJRに乗り換えるためになかなか急な坂道を上っていかないといけない。
そんな坂道が朝に路面凍結したとなるとどうなるか?

そう、サラリーマンや学生の皆様が急ぎ足で坂道を登っていくのである。数々のサラリーマンが、SASUKEの坂道を懸命に駆け上がっては滑っていくように敗北していった。

心なしか、坂の下にあるスタバのロゴマークがこの惨状をほくそ笑んでいるようにも見える。

よく観察してみると、どうやら同じスポットで滑って転倒しているみたいだ。
そのスポットを避けるようにゆっくり踏み締めるように上っていくとうまく上れる…と思いきや、そうもいかない人もいた。
なぜならサラリーマンの足元の装備はスノーブーツでもなく、長靴でもなく、「革靴」だからだ。
中には四つん這いになりながら坂に果敢に挑戦する者もいた。

悲しきかな、得られるものは「名誉」でも「賞金」でもない、「出社」という2文字だけなのに。
普通に考えて社会の目なんかよりも身の安全を優先しろって話なんだけど。

東京のサラリーマンは身の危険を晒しながら雪の坂道を革靴で登っていく。

サポートは紅茶代に化けます。紅茶最高。