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毎日生まれ変わるあなたと私

長いこと友人でいてくれる人がいて
でも毎日会うわけではないし
あったこと思ったこと全てをなんでも話すわけでもない
(そもそも私はそういった人がいたことがない)

頻繁に会ったとしても、数か月に1回くらいなものだろうか
ふと、そんな友人のことに思いを巡らせてみたときに

私は彼女のことを実はよく知らないのかもしれないな

長い付き合いですから
思い出はたくさんある。
そしてその時に彼女がどんな行動をしたか
なにを思ったか、そんなことは覚えている。

でも、いまの彼女のことはよく知らない

それもその筈。
人は変化するものですもんね。

例えば家族、例えば夫婦、例えば恋人
ずっと一緒にいるとなんでも知っているような気がしてしまうけど
人は思ってるより変わるのだと思うんです。
そして変わった部分で人はぶつかるのかもしれない。

理解していたはずのあの人が
思ってもみないことを言っていて
なんだか知らないような人にみえてしまって
マイナスな感情に支配されても
あの人は私じゃないから理解しきることもできないし
自分が思っているあの人とは自分の認識が違ったに過ぎない

大切なのは「いま」のその人が
なにをみて、なにを感じて、どう考えて、どう行動したいのか
そんなものを大切にしたいなあと

ひとりの時間が増え
一緒にいた人と長く離れて

そんなことを思いました。

常に私が知る当たり前のあなたでないことを意識すること
新しいあなたと出会えることはなんて刺激的で幸せなことなのだろう

新鮮味をもって。

演劇でもよく言われることです。

雑感。

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