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さあ、2021を振り返りましょうか

だいぶお久しぶりになっています。
2018年にカミングアウトしてからというもの、私にとって大晦日はより、特別なものになりました。
あの日のなんとも言えない手触り、仲間からの言葉。
今も鮮明に蘇ります。

あれから3年。
変化が大きかったな。主に私の内側の。
世の中もだいぶ寛容になりました。
令和は傷つけない時代、なんて言われますけど、本当に優しくなっていると、学校教育に15年ほど関わらせていただき、生徒の変化を見させていただいている身からするとひしひしと実感するのです。
私自身、人を傷つけていることに無自覚だった時代と言うのは自分の傷にも無頓着でした。
それが傷つけないようにと、慎重になると自分自身の傷にも敏感になり、前よりずっと傷つくようになるのだから不思議なものです。いや、どうなんだろう、自覚していなかっただけなのかな、とすると自覚とは何だろう、とまあ探求は一度横に置いておいて、そう振り返るのですよ。2021を。

一言で表すと『決断』かなあ。
決断していくことが多かったし、今まであいまいにしていたものを整理していった年でもあったのだと思います。そして決断することによって前に進んでいることがたくさんあるので、怖いけど、そして必ずしもうまくいくとは限らないけど決めていくことというのは大事だと確認しました。
その決断のひとつは来年に発表しますが、新しい事業を始めようと思います。夏に募集した演劇人のセカンドキャリアを作るってやつですね。そう、着々と進めておりました。しかしまあ、進めるにあたって自分の至らなさ、難しさに何度も心が折れそうになっていますが、何としてもやり抜くのだとそんな気合で挑んでいますのでどうか見守って頂けたら幸いです。ひとまず発表をお楽しみに。

そして『ヘルニア』これ本当にきつい。
痛みが常にあることで、波はあるもののそのことしか考えられなくて、本当に一日の多くを「痛みをやりすごす」だけにつかってしまった、なんて日も少なくありませんでした。身体は資本ですね。そして猪木さん、ほんとそうですよ。元気があればなんでもできますね。そんな気になりました。
そして体に元気がないと心も病んでくる。一体であることを強く実感しました。こいつに関しては来年頭にヘルニコアという手術をすることにしました。これが新しい手術?というかプチ手術みたいなやつで人によって効くかどうかが半々くらいな確率なんですが、反面復帰が早いとかリスクや費用が少ないとかなのでひとまずこれからやってみてだめだったら切る決断しようかと。効くことを祈ってます。

舞台に関してはありがたいことに本当にたくさん1人芝居をやらせていただきました。47都道府県もまわりたいしね、2022はまた新作もつくりたいしね、でも惰性でだけはやりたくないなあと思うのでその時がきたら、くらいの気持ちでおります。

1月くちびるの会「紙お芝居」
3月うんぽこ
7月ポップアップ劇場、弧の会
8月ポップアップ劇場
9月桃尻犬、ポップアップ劇場
10月クラゲフェスティバル
11月ひとり舞台フェスティバル

かな?なんか抜けてるかも。

来年はどんな1年かな。
まずはヘルニアが治るといいなあ…。

みなさま、よいお年を。


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