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アピアランスで木の年輪ロゴのつくりかた|Adobe Illustrator Tips
木の年輪がモチーフのロゴを、イラレで簡単に描く方法を考えてみました。アピアランスなどを使って非破壊データとして作成していくので、年輪の数とか形とかガサガサ具合とかを、後から細かく調整することができます。
マガジン購読者限定で作り方の解説と、商用利用OKなサンプルAiデータ(CC)付きです。(マガジンについて詳しくはこちら)
レシピ概要
![](https://assets.st-note.com/img/1677484350723-Y3qGHE9k76.png?width=800)
ベースとなる年輪のパスはブレンドで作成し、それをアピアランスで加工します。ポイントは 効果 ガラス ですね。年輪パスの形状を個別に不規則に崩し、線幅までも同時に歪ませることができます。
不規則な大小の円形をブレンドで加工
アピアランスと効果ラフで樹皮を作成
Photoshop効果「ガラス」で年輪を不規則に歪ませる
Photoshop効果「ぎざぎざのエッジ」で掠れさせる
画像トレースでパス化
アピアランスで作ることで手作業が減るのはもちろんですが、最後の画像トレースを適用するまで非破壊データの状態を維持できるのが最大のメリットです。
最初の円の歪みやブレンドの回数を後から調整したりできるので、微妙なバランスの調整も簡単だし、バリエーション作成も容易になります。
Photoshop効果は制作環境やパスの大きさなどによって、結果が大きく変わります。今回は直径200px程度のパスを、RGB環境、つまり効果の解像度が72で加工しています。それ以外の条件で制作する場合は、効果の設定などを各自で工夫してください。
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