しっぽなを見たオタク、寄席に行く
こんにちは。瀬田コルネです。
今回は機材の話じゃないです。
さて、皆さんはアニメを観ますか?
私はどちらかと言えば漫画を読むことの方が多く、アニメは正直あんまり数を観ていません。
そんな訳で私は「読んで面白かった漫画が原作」というアニメをよく観るのですが、今期(2022秋)のアニメでそんなアニメがあります。
それが『うちの師匠はしっぽがない』という作品です。
メチャクチャざっくり説明すると、主人公の化け狸の女の子・まめだが、上方落語の真打・大黒亭文狐に弟子入りして落語家を目指す、という話なのですが、これがとんでもなく面白い。
まっすぐなまめだを見て応援したくなる話です。
漫画のAmazonのリンク貼っときます。
回し者なので。
して、アニメを観るうちに思う事がありました。
落語、生で聞いてみた〜〜〜い!!!
シンプル。
「寄席」(要は演芸場)に行くと聞ける、というのは知っていますが、行った事はないです。初めて。
今回は新宿の末広亭に行ったので、そこで気を付けるポイントを備忘録的に書こうと思います。
末広亭までのアクセスは公式サイトに任せましょう。
以下に書くのは多分公式には書いてないポイントです。といっても大した事はないですが。
・入場料について
確認しそびれてしまったので不正確ですが、末広亭は多分現金のみです。事前に現金を用意しましょう。
・座席について
椅子と、畳に座布団を敷いてそこで観る座敷があります。
入場時にどっちがいいか聞かれますので、そこで選びましょう。
私が行った時は土曜の午後1時半ごろだったのですが、ほぼ椅子が埋まっていて、あまり良い席がなさそうだったので座敷にしました。
昼の部の開場と同時じゃないと良い席は取れなさそうです。
・座敷席について
当然ですが、畳に上がる時に靴を脱ぎます。
脱ぎ履きが楽な靴を履いて行きましょう。
あと、下足入れはあるのですが、ハイカットの靴はおろか、甲が高めのデザインだとスニーカーでも入らない、というサイズ感なので、なるべく薄い靴を用意しましょう。
注意点は…こんなもんですかね。
基本的には聞いたら教えてくれますので大人しく聞きましょう。
落語についてですが、「初めて聞いた」という話がほとんどでしたが、どれも面白かったです。
必要な知識としては……まあ特には無いかと。
話の流れが分かれば笑えますので、日本語話者であれば楽しめます。
古い言葉の知識はもちろんあった方が良いと思います(たとえば『1尺』は大体30cmくらい、とか)が、まあ知らなくても、話の流れから雰囲気で掴めるかと。
むしろ、日本語の言い回し(ことわざとか慣用表現とか)の方が必要度が高いですかね。
ですが、それも「本が好きでよく読んでます」という人であれば充分な知識があると考えてよいかと。
考えてみれば元々「大衆芸能」ですからね。
知らない文化であってもあまり肩肘張らずに楽しめます。
オペラやバレエよりも分かりやすいです。
これを読んだ方、気になったら是非お近くの寄席に足を運んでみてはいかがでしょうか。
では。
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